育成上手!? J1クラブ、アカデミー出身選手の総市場価値ランキング4位。生え抜き主将がトップ! 華がある強豪

【写真:Getty Images】

●4位:横浜F・マリノス

 明治安田Jリーグの2024シーズンが2月23日に開幕した。J1リーグでアカデミー出身選手の総市場価値が最も高いのはどのクラブなのだろうか。今回はデータサイト『transfermarkt』が算出した最新版のJ1クラブ現役アカデミー出身選手の総市場価値をランキング形式で紹介する。※市場価値は2月27日時点。

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監督:ハリー・キューウェル
2023リーグ戦成績:2位(19勝7分8敗)
アカデミー出身選手の総市場価値:358万ユーロ(約5億円)
最高額選手:喜田拓也(100万ユーロ/約1.4億円)

 昨季はケヴィン・マスカット監督のもと、惜しくもJ1リーグ連覇を逃した横浜F・マリノスが、今回のランキングで4位に入った。下部組織のプライマリー(小学生選抜)とジュニアユース(中学生選抜)には2チームずつあり、それだけに人数も多い。出身者には遠藤渓太FC東京)や小野裕二(アルビレックス新潟)などがいる。

 現在トップチームでプレーするアカデミー出身の選手は9人おり、その中で市場価値が最高額なのはキャプテンを務める喜田拓也(100万ユーロ/約1.4億円)だ。この生え抜きMFは、今や横浜FMに欠かせない存在である。

 2番目に市場価値が高いのはMF天野純で70万ユーロ(約9800万円)。ベルギー、韓国のクラブを経て今季から横浜FMに復帰している。また、水沼宏太が65万ユーロ(約9100万円)と上位3人の市場価値が非常に高い。その他、吉尾海夏が45万ユーロ(約6300万円)、山根陸が40万ユーロ(約5600万円)などと若手の台頭も目立っている。

 今季から監督に就任したハリー・キューウェル監督次第となるが、これから何人の将来有望な若手がトップチームに加わってくるのだろうか。

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