「疑いようのない影響力」遠藤航、リバプールでの驚くべきデータとは? 現地メディア「彼の重要性を証明している」

【写真:Getty Images】

 プレミアリーグ第27節、ノッティンガム・フォレスト対リバプールが現地時間2日に行われ、アウェイチームが1-0で勝利した。リバプールの遠藤航は60分に途中出場を果たすとチームの勝利に貢献する活躍をみせた。英メディア『ANFIELD INDEX』は、この試合における遠藤のパフォーマンスを高く評価している。

 怪我人に悩まされるリバプールは、この日もFWモハメド・サラーやDFトレント・アレクサンダー=アーノルド、GKアリソン・ベッカーなど多くの主力選手が欠場する状況でフォレストとの試合に臨んだ。

 カラバオ・カップ(EFLカップ)決勝で、延長戦を含め120分間フル出場を果たした遠藤は、現地時間28日に行われたFAカップを左足首を負傷した影響で欠場したが、この試合ではベンチ入りを果たした。遠藤に出番が訪れたのは60分。アンカーのポジションで投入されると、積極的なプレスでフォレストからボールを奪いチームの守備を支えた。

 0-0のまま試合が終わるかと思われた後半アディショナルタイム、コーナーキックのこぼれ球を拾った相手に遠藤が素早く寄せた。その隙をついてMFアレクシス・マック・アリスターがボールを奪い浮き球でクロスを送ると、FWダルウィン・ヌニェスが頭で叩き込みリバプールが1-0の勝利を挙げた。

 同メディアは、試合途中から投入された遠藤について、「(チームにとって)疑いようのない影響力を有している」と述べた上で、「30分のプレーで3回(4回中)のデュエルに勝利。34回のタッチを記録して、21回(26回中)のパスを成功させたことは彼の重要性を証明している」と、この試合でのパフォーマンスを絶賛している。

 さらに、「最近の試合での遠藤の優秀さは否定できない。唯一の自然な6番としての役割で先発メンバーから外すのは難しい人物となった。守備能力とポゼッションを取り戻す能力はリバプールの構造にとって極めて重要である」と、プレミアリーグ優勝を狙うチームにとって重要な存在であることを強調した。

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