残留争い? 降格の危険…。J1リーグ戦力総合評価ランキング【京都サンガ】残留争いより上の可能性は?戦力は潤沢ではない

京都サンガF.C.

2月23日、明治安田Jリーグの2024シーズンが幕を開けた。オフの期間には選手の出入りがあり、各クラブはそれぞれ新たな選手を迎え入れている。今回は、開幕を間近に控えたJ1リーグ全20クラブの陣容を分析し、戦力をランキング化した。※情報は18日時点。本ランキングは戦力評価であり、順位予想とは主旨が異なる。
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15位:京都サンガF.C.
2023順位:13位
監督:曺貴裁(4年目)

 2021シーズンから指揮を執る曺貴裁監督の下で、ひたむきなメンタリティとエネルギッシュなスタイルがチームカラーとなり、2シーズン連続でJ1残留を果たした。チームカラーは今季も変わらず、J1・3年目のシーズンに臨む。

 井上黎生人浦和レッズに完全移籍、イヨハ理ヘンリーが保有元のサンフレッチェ広島に復帰したことで、最終ラインの顔ぶれは大きく変わることに。J3・FC大阪とJ2・水戸ホーリーホックで経験を積んだ松田佳太、年代別代表経験のある喜多壱也、そしてベテランの鈴木義宜を獲得した。伸び盛りの23歳、将来性のある18歳、そして経験豊富な31歳が加わり、激しい競争が生まれることになるだろう。

 塚川孝輝は指揮官が好みそうな推進力のあるMFで、宮本優太は流通経済大学時代に、鈴木冬一湘南ベルマーレ時代に曺監督の指導を受けた。マルコ・トゥーリオもプレーの幅が広いアタッカーで、原大智らとの共存も可能だろう。尚志高校から加入した安齋悠人は世代屈指のドリブラーで、1年目からプレータイムが得られれば面白い存在になる。

 京都がこれまでJ1昇格やJ1残留できたのは、選手たちがシーズンを戦う中で成長してきたから。他クラブに比べて戦力は決して潤沢ではないが、川﨑颯太や福田心之助のように成長する選手が出てくれば、この評価以上の成績に食い込める可能性は十分にある。

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