怪我人続出のリバプールにおける「幸運」。英紙が称賛する「主力不在を緩和した」選手とは?

【写真:Getty Images】

 リバプールは現地時間17日、プレミアリーグ第25節でブレントフォードと対戦し、4-1で勝利した。負傷中の選手に代わって先発起用された、アイルランド代表GKクィービーン・ケレハーと北アイルランド代表DFコナー・ブラッドリーが揃って躍動。英紙『インディペンデント』が19日に彼らの活躍を報じている。

 ブラジル代表GKアリソンとイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドを欠き、リバプールはブレントフォードと戦った。さらにこの試合でカーティス・ジョーンズ、ディオゴ・ジョタ、ダルウィン・ヌニェスが負傷交代し、各々の続報が待たれている。

『インディペンデント』は「このタイミング(の欠場)が幸運だったのかもしれない」と述べ、「ケレハーがアリソンの代役を務めた一方で、ブラッドリーもまた右サイドバックとしてアレクサンダー=アーノルドの不在を緩和した」とGKとDFの台頭を伝えた。

 ケレハーはこの試合で重要なシュートストップを少なくとも4本見せ、『FotMob』が提供するデータで、ブラッドリーは正確なロングボールを3本供給(成功率は100%)し、デュエルに5回勝利している。

 そして、同紙は「(ユルゲン・)クロップ監督がジョーンズとジョタ、ヌニェスの3選手のポジションで同じ状況を再現する必要がある」と指摘し、さらなるベンチワークの洗練を促した。

 なお、ブレントフォード戦後のクロップ監督のコメントとして、『インディペンデント』は次のように伝えている。「カーティスは足首の上を打撲しており、その後の経過を観察する必要がある。ディオゴはかなり悪そうだ。写真で見る限り、状態は良くないと聞いている。ダルウィンは、少し違和感があると言っていたから離脱させたんだ。今日はブレーキを踏むのに十分な状況だったよ」

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