Jリーグが改革プランを発表「選手契約制度の改革」「外国籍の審判員」。23年は売上過去最高額更新

【写真:Getty Images】

 2024Jリーグ開幕PRイベントが19日に都内で行われた。イベントに登壇した野々村芳和Jリーグチェアマンは、23日の明治安田Jリーグの2024シーズン開幕に向けて、「次の30年に向けて今シーズンは重要な1年と位置付ける」と述べ、各種数字を交えながら今後の展望に触れている。

 野々村チェアマンは各種データを公表。2020シーズン以降は新型コロナウイルスの影響で観客動員の制限などが行われたが、昨季はシーズンを通して制限がなく開催された。昨季の入場者数は1096万人で、2019シーズンとほぼ同水準(99.6%)まで戻すことができた。また、地上波テレビ放送の露出量は約3倍となった。また、最終確定ではないものの、Jリーグと全60クラブの売り上げの合計値が1700億円となり、過去最高額を更新する見込みとなっている。

 また、野々村チェアマンは「次の10年で目指す姿」についても言及する。「アジアで勝ち、世界と戦うJリーグ」「欧州リーグ選手とJリーグ選手による日本代表」「全Jクラブの経営規模を1.5-2倍へ」という3つのテーマを掲げた。

 具体的には約25年変わっていないという選手の契約制度の改革、外国籍の審判員の招聘、公式戦全試合を再生可能エネルギーでの開催など、具体的な施策についても野々村チェアマンは触れた。32年目のシーズンは23日に開幕する。

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