「選手から良く思われていない」バルセロナ、レヴァンドフスキを今夏売却へ? 「擁護できない」ベテランらしからぬ姿勢

【写真:Getty Images】

 バルセロナのストライカーでポーランド代表のロベルト・レヴァンドフスキが今夏移籍する可能性があるとスペインメディア『FICHAJES.COM』が報じた。レヴァンドフスキとバルセロナの間には、2026年6月まで契約が残っているものの、年棒や人件費の問題で退団する可能性があると同メディアは指摘している。

 レヴァンドフスキは2022年7月にバイエルン・ミュンヘンからバルセロナへ移籍し、昨シーズンは公式戦46試合に出場し33得点8アシストを記録。ラ・リーガ優勝やスーペルコパ・デ・エスパーニャ制覇に貢献していた。

 しかし、今シーズンはリーグ戦22試合に出場し10得点5アシスト、決定的なチャンスを逃すシーンも増えるなど昨シーズンほどの輝きを見せられずにいる。同メディアはスペインメディア『El Chiringuito de Jugones』を引用する形で、2026年までの契約が残っているレヴァンドフスキ移籍の理由を次のように述べている。

「ロッカールームには彼と気が合わない選手がいる。ベテランストライカーの姿勢は選手たちの間で好意的に思われていない。例えば、数ヶ月前に彼はラミン・ヤマルの握手を拒否した」

 レヴァンドフスキはラ・リーガ第13節のアラベス戦にて、パスではなくシュートを選択したヤマルからの握手を拒否したとして現地メディアに騒がれていた。このような理由もあり、バルセロナのロッカールームはもはやレヴァンドフスキをこれ以上擁護できず、売り上げと人件費引き下げのために今夏での移籍を認めるのではないかと同メディアは報じている。

 またバルセロナは1月にアトレチコ・パラナエンセから18歳のブラジル人FWヴィトール・ロケを獲得している。彼の出現はレヴァンドフスキとの世代交代を意味する可能性があるとも同メディアは指摘している。

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