「代理人だったら…」三笘薫の理想的な移籍先は?ブライトンが19歳の新戦力確保。今夏売却の可能性急浮上

【写真:Getty Images】

 ブライトンに所属する日本代表MF三笘薫に対し、マンチェスター・ユナイテッドマンチェスター・シティ、チェルシーなど複数のクラブが興味を示している。夏の移籍市場で同選手が売却される可能性が浮上したことを受け、英メディア『3アデッド・ミニッツ』が、同選手の理想的な移籍先について考察している。

 三笘は2022年7月にレンタル元のロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズからブライトンへ復帰して以降、急速に知名度を上げた。昨季は公式戦41試合で10得点8アシストを記録し、今季は公式戦25試合で3得点6アシストをマークしている。現地時間10日に行われたトッテナム戦では、怪我からの復帰後とは思えないほど鋭いドリブルを披露し、随所でチャンスを作り出していた。

 他クラブからの関心が高まる中で、三笘とブライトンは昨年10月に契約期間を2027年6月まで延長することで合意している。しかし、ブライトンがデンマーク1部のノアシェランから19歳のイブラヒム・オスマンを獲得したことで、三笘が売却される可能性が高まった。過去にもブライトンの重要な主力選手が他クラブへ売られた経緯があり、三笘が移籍するとの見方がより強まっている。そんな中、同メディアは三笘の移籍先候補としてマンU、マンC、チェルシーを挙げ、それぞれ比較した。

 マンUに関しては「三笘はマンUに足りないもの、つまりゴールと策略の両方を多く提供してくれるだろう」と評価。その一方で「唯一の問題は三笘にとって、ラッシュフォードがプレーする左サイドが最も快適であるという単純な事実だ」とし、ポジションが被ることを懸念している。マンCについては「彼はマフレズと同じような空間認識力、技術的資質、プレッシングの一員として働く意欲を持っており、ジャック・グリーリッシュがグアルディオラ監督の計画から徐々に外れつつあることから、三笘が左ウイングに空いた穴を埋めるかもしれない」と報じた。そして、チェルシーは「戦術的方向性も三笘にとって理想的ではない可能性がある」とし、結論として「あなたが三笘の代理人だったら、おそらく彼にマンチェスターへの移籍を検討するようアドバイスするだろう」との見解を示している。

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