「アーセナルは今すぐアルテタとの契約にフォーカスを」。英メディアが警鐘「関心が本格的に高まる前に…」

【写真:Getty Images】

 バルセロナで指揮を執るシャビ監督が現地時間27日、今季限りでチームの指揮官を退任すると発表した。これを受け、後任候補として様々な指揮官の名前が挙がっている。英メディア『HITC』が28日、現在アーセナルで監督を務めるミケル・アルテタも「有力な候補となることは間違いない」と報じた。

 同メディアは、アルテタがバルセロナの下部組織出身であることを引き合いに出し、ラ・リーガの名門の指揮官に興味を持つ可能性について指摘している。

「バルセロナのBチームで頭角を現した後、アルテタはカタルーニャを離れてパリ・サンジェルマンに移籍した。2019年に彼がアーセナルの監督に復帰したのと同じように、カンプノウへの復帰の可能性が心の琴線に触れるかもしれない」

 それを根拠として、『HITC』はアーセナルに対し「今こそアルテタと新たな契約に署名し、バルセロナからの関心が本格的に高まる前にその可能性を打ち消すべきだ」と警鐘を鳴らす。さらに同メディアは、その契約延長は監督人事だけでなく「選手との契約」にも繋がると見解を示している。

 現在41歳の指揮官の契約延長は「全員にある程度の安定性と明確性を提供する」と述べ、それによって「選手への新たなオファーが議題にのぼる」と説明し、同氏の影響力の大きさを指摘した。

 なお、2022年11月にも、スペインメディア『スポルト』がアルテタのバルセロナ行きの可能性を報じている。

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