「大会による選手流出は大きな問題」久保建英所属のソシエダは影響大!離脱少ないクラブと明暗が分かれる可能性も

【写真:Getty Images】

 レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英は、日本代表として来年1月から2月まで開催されるアジアカップに参加する可能性がある。また、同時期にアフリカネイションズカップも開催される予定で、この2つの大会によって、ラ・リーガの一部のクラブに大きな影響が生じると、スペインメディア『エル・エスパニョール』が報じた。

 久保は2022年7月にレアル・マドリードからの完全移籍でソシエダに加入すると、開幕戦のカディス戦でいきなり初ゴールを決めた。その後も活躍し、今季は2年連続で開幕戦で得点し好スタートを切っている。チームに欠かせない選手として活躍しているが、2024年1月12日から2月10日まで開催されるアジアカップに、日本代表として出場する可能性がある。また、2024年1月13日から2月11日までアフリカネイションズカップも開催されるため、ソシエダは久保だけでなく、マリ代表DFアマリ・トラオレやナイジェリア代表FWウマル・サディクも離脱する可能性がある状況だ。

 同メディアによると、このように大きな影響を受けるクラブは多岐に渡り、特にアルメリアとラス・パルマスは最大4選手を失う可能性があるという。一方で、影響を受けないクラブはレアル マドリード、バルセロナ、オサスナ、ヘタフェの4チームだけとのこと。現在、レアル・マドリードは首位、バルセロナは4位、ソシエダは6位、ヘタフェは8位、オサスナは12位となっているが、大会に出場する選手がいるかどうかで明暗が分かれるかもしれない。同メディアは「2024年が始まると、ラ・リーガの一部のチームに大きな問題がもたらされるだろう。それは、大会による選手の流出だ」と報じている。

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