バルセロナへの悲観論にシャビが反発。バレンシア戦を前に「まるで誰かの葬式のようだ」と嘆く

　現地時間16日、バルセロナはラ・リーガ第17節でバレンシアと敵地で対戦する。試合前の記者会見にて、クラブの指揮官を務めるシャビはバルセロナに集まる悲観的な声に対して反論した。15日、スペインメディア『Mundo Deportivo』が報じている。

　バルセロナは現在、勝ち点「34」でリーグ暫定4位につけている。現状では首位のジローナと7ポイントの差があり、2位のレアル・マドリードとは5ポイント離れている。前節のジローナ戦に2-4で敗れたことにより、一部のメディアからはチームに対してネガティブな声も伝えられた。

『Mundo Deportivo』は、「シャビはすべての質問に答えたわけではない」と前置きした上で、同氏の記者会見でのコメントを以下のように伝えている。

「まるで誰かの葬式のように、（メディアからは）あたかも両親が亡くなったかのようなメッセージが届く。チームがチャンピオンズリーグのグループステージを突破したときは、誰も私を祝福してくれなかったのに。最初の目的は達成されたし、我々にはラ・リーガも、カップ戦も残されている。一体なぜ憂鬱になる必要があるのか？」

　また、クラブの会長であるジョアン・ラポルタとスポーツディレクターを務めるデコについて「このプロジェクトにおいては、これまで以上に素晴らしい団結ができている」と述べ、フロントからの信頼を強調した。

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