モニターを地面にドン! 元リバプールFWがピッチ脇で大暴れ、懲罰の可能性も

【写真:Getty Images】

 かつてリバプールでプレーし、現在はセルタに所属するFWイアゴ・アスパスがピッチ脇で大暴れした。11月4日、ラ・リーガ第12節のセビージャ戦で判定に激怒し、ピッチサイドモニターを地面にたたき付ける暴挙に出た。彼に何があったのか。英メディア『The Mirror』などがことのあらましを伝えている。
<a href="https://www.footballchannel.jp/2023/11/05/post519363/2/" target="_blank" rel="noopener">【動画】アスパスが激怒した試合はこちら</a>
 事件は1−1で迎えた後半アディショナルタイムに起こった。セルタのFWアナスタシオス・ドウビカスがペナルティエリア内でセビージャDFヘスス・ナバスともつれ合って倒れると、主審はペナルティスポットを指さした。

 ただその後、主審がオンフィールドレビューでピッチサイドモニターをチェック。両クラブの選手たちが見つめる中、主審はセルタに与えられたPKを取り消した。

 この日先発出場し、69分にピッチを後にしたアスパスはこれに激怒。『The Mirror』によると、アスパスはベンチを飛び出し、ピッチ脇にあるモニターを両手でつかみ、地面にたたき付けた。コーチがアスパスの両肩に手をかけ、アスパスは奥に下がった。

 プレーは再開されたものの、ほどなくして試合終了。1−1で引き分けとなった。セルタ選手は主審らに詰め寄るなど荒れた雰囲気に包まれた。なお、ラ・リーガ公式サイトの記録によると、試合終了時点ではアスパスらにカードは提示されていない。

 スペインメディア『Estadio Deportivo』によると、アスパスはスペインサッカー連盟から制裁を受ける可能性があると伝えている。

 同メディアは、同様の行為でサッカーウルグアイ代表のFWエディンソン・カバーニが、FIFAワールドカップカタール2022・カタール大会グループリーグのガーナ戦に敗れた後に同様の行為を働いたとして、FIFAから1試合の出場停止処分と1万5000ユーロの罰金、社会奉仕活動を科されたことを伝えている。

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