ドイツ代表、サッカー日本代表戦予想スタメン全選手紹介&フォーメーション。W杯のリベンジへ!
●GK:マルク=アンドレ・テア・シュテーゲン(バルセロナ/スペイン)
ドイツ代表は現地時間9日、国際親善試合でサッカー日本代表と対戦する。FIFAワールドカップカタール2022でグループリーグ敗退の憂き目に遭って以降、わずか1勝と不振に陥るドイツ代表はどのようなメンバーで臨むのか。日本代表戦の予想スタメンとフォーメーションを紹介する。(※情報は9月8日時点)
<a href="https://www.footballchannel.jp/2023/09/09/post513250/5/" target="_blank" rel="noopener">【画像】ドイツ代表、日本代表戦の予想フォーメーション</a>
生年月日:1992年4月30日
ドイツ代表通算成績:34試合39失点
ドイツ代表の守護神、マヌエル・ノイアーは昨年行われたFIFAワールドカップカタール2022後の休暇中に右足を骨折してしまい長期離脱。バイエルン・ミュンヘンの公式サイトによると、現地時間8月28日にトレーニングに復帰したようだが、日本代表戦とフランス代表戦に臨むメンバーには選出されなかった。
そのため、日本代表戦でゴールを守るのはマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンだろう。世界屈指の驚異的な反射神経とセービング能力を誇る同選手は、カタールW杯後の国際親善試合5試合中4試合に先発出場しているため、ノイアー不在の現時点では間違いなく1番手だ。
<a href="https://www.footballchannel.jp/2023/09/09/post513250/" target="_blank" rel="noopener">ドイツ代表、日本代表戦予想スタメン 全選手紹介</a>
<a href="https://www.footballchannel.jp/2023/09/09/post513250/4/" target="_blank" rel="noopener">ドイツ代表、日本代表戦予想スタメン(FW)</a>
<a href="https://www.footballchannel.jp/2023/09/09/post513250/3/" target="_blank" rel="noopener">ドイツ代表、日本代表戦予想スタメン(MF)</a>
●右SB:ヨシュア・キミッヒ(バイエルン・ミュンヘン)
生年月日:1995年2月8日
ドイツ代表通算成績:79試合6得点19アシスト
ドイツ代表キャプテン、ヨシュア・キミッヒは右サイドバックで起用されるのではないだろうか。独紙『ビルト』によると、ドイツ代表は現地時間6日にU-20ドイツ代表とのテストマッチを行い、その際にキミッヒは右サイドバックを務めていたという。
キミッヒの主戦場はボランチだが、バイエルン・ミュンヘンに加入した15/16シーズンと16/17シーズンはDF陣に負傷者が続出したことで、ジョゼップ・グアルディオラ監督の下でセンターバックやサイドバックにコンバートされていた。また、ドイツ代表でもユーロ2016(欧州選手権)や2018年のロシアワールドカップでは右サイドバックとしてプレーしている。現地時間9日に行われる日本代表戦でも同ポジションで起用されることになれば、三笘薫と対峙することになるだろう。
●CB:アントニオ・リュディガー(レアル・マドリード/スペイン)
生年月日:1993年3月3日
ドイツ代表通算成績:60試合2得点4アシスト
CBの一角はレアル・マドリードに所属する欧州屈指の怪物、アントニオ・リュディガーで間違いないだろう。FIFAワールドカップカタール2022でも対峙したこの男が、再び日本代表と相まみえる。
ハンジ・フリック監督はカタールW杯後の3月シリーズと6月シリーズで様々な最終ラインの組み合わせを試しているが、リュディガーはCB陣の中では最多の5試合中3試合に先発出場している。マティアス・ギンターも3試合に先発出場していたが、今回は選外となったため、強靭なフィジカルとスピードを兼ね備え、さらに空中戦でも強さを発揮する対人最強の男が、最終ラインの軸となるだろう。
●CB:マリック・ティアウ(ミラン/イタリア)
生年月日:2001年8月8日
ドイツ代表通算成績:2試合0得点0アシスト
アントニオ・リュディガーとコンビを組むのは、今年3月に初招集された22歳DFマリック・ティアウになると予想する。3月シリーズでは出番が回ってこなかったが、6月16日に行われたポーランド代表戦と同20日に行われたコロンビア代表戦に2試合連続で先発出場している。
身長194cmのティアウは空中戦で強さを見せることはもちろん、地上戦では粘り強い守備で相手FWを抑え込み、長い脚を活かしてボールを刈り取る。また足元の技術が高く、右足から繰り出される正確なロングパスも魅力だ。
●左SB:ロビン・ゴセンス(ウニオン・ベルリン)
生年月日:1994年7月5日
ドイツ代表通算成績:16試合2得点4アシスト
左サイドバックを務めるのは、ロビン・ゴセンスが濃厚だろう。9月シリーズに臨むドイツ代表では、FIFAワールドカップカタール2022で同ポジションを務めていたダヴィド・ラウムが選外となったため、今回招集されたDF陣の中で左サイドバックを主戦場としているのはゴセンスだけだ。
ゴセンスの特徴は、90分間上下動し続ける無尽蔵の体力とスピードを活かした積極果敢な攻撃参加だ。力強いドリブルで左サイドを突破し、正確なクロスでチャンスを演出するだけでなく、強烈なミドルシュートや見事なオフ・ザ・ボールの動き出しでクロスに合わせてゴールを奪うこともできる。もちろん守備能力も高く、強靭なフィジカルを活かして相手をねじ伏せ、空中戦でも強さを発揮して左サイドを制圧する。
●ボランチ:イルカイ・ギュンドアン(バルセロナ/スペイン)
生年月日:1990年10月24日
ドイツ代表通算成績:67試合17得点7アシスト
9月シリーズに臨むドイツ代表ではレオン・ゴレツカが選外となり、ヨシュア・キミッヒは右サイドバックで起用されると予想される。そのため、ボランチでは今夏にバルセロナに加入したイルカイ・ギュンドアンが6月のコロンビア代表戦に続き先発に名を連ねるだろう。
鋭い戦術眼と広い視野を持つギュンドアンは、正確かつ相手の逆転を突く鋭いパスでチャンスを演出する。また、味方からパスを引き出すポジショニングが抜群で、チームのバランスを取りつつ常に相手の脅威となり、高い決定力でゴールを奪うこともできる世界屈指の名手だ。日本代表戦では、キミッヒに代わりこの男が中盤の軸となるはずだ。
●ボランチ:エムレ・ジャン(ボルシア・ドルトムント)
生年月日:1994年1月12日
ドイツ代表通算成績:41試合1得点2アシスト
イルカイ・ギュンドアンとボランチでコンビを組むのは、ボルシア・ドルトムントの主将エムレ・ジャンを予想する。同選手は2021年に行われたユーロ2020(欧州選手権)以降ドイツ代表から遠ざかっていたが、FIFAワールドカップカタール2022後の今年3月に約2年9ヵ月ぶりに復帰すると、ここまで国際親善試合5試合中4試合に出場。そのうち3試合で先発に名を連ねるなど、ハンジ・フリック監督の下で欠かせない存在となっている。
高い守備能力を有するジャンはボール保持者に対して積極的にプレスをかけ、強靭なフィジカルを活かしたアグレッシブなディフェンスで相手を封じる。また視野が広く、ボール奪取後に見せる正確なロングパスで試合をコントロールし、機を見た攻撃参加で相手ゴールに迫るなど、ボックス・トゥ・ボックスでチームを支える。
●トップ下:フロリアン・ヴィルツ(レバークーゼン)
生年月日:2003年5月3日
ドイツ代表通算成績:8試合0得点2アシスト
ジャマル・ムシアラは9月シリーズに臨むドイツ代表に選出されていたが、ドイツサッカー連盟(DFB)が現地時間7日に背中の問題により日本代表戦とフランス代表戦の2試合を欠場すると発表している。そのため、トップ下はフロリアン・ヴィルツが務めると予想する。
ドイツ代表の次世代を担うと称された逸材であるヴィルツは、昨年3月に左ひざ前十字じん帯を断裂の大怪我を負い長期離脱を強いられたが、今年1月に復帰すると公式戦12試合で2得点6アシストをマーク。完全復活を果たし、今年3月に約1年5ヵ月ぶりに代表復帰している。華麗なテクニックと相手の穴を突く鋭いパスでチャンスを演出するこの男は、日本代表にとってかなり脅威となるかもしれない。
●右WG:セルジュ・ニャブリ(バイエルン・ミュンヘン)
生年月日:1995年7月14日
ドイツ代表通算成績:41試合22得点9アシスト
右サイドは、セルジュ・ニャブリが先発に名を連ねると予想する。同選手は3月28日に行われたベルギー代表戦にフル出場して1得点をマーク。6月シリーズは足首の負傷により選外となったが、今回半年ぶりに代表復帰を果たしている。
FIFAワールドカップカタール2022で10番を背負ったこの男は、グループリーグ第1節の日本代表戦に先発出場。右サイドからチャンスを演出し、71分にはヘディングシュート後にこぼれ球に詰めるなど、日本代表にとって脅威となっていた。9日に行われる一戦で、約10ヵ月ぶりに相まみえることになるだろう。
●左WG:レロイ・サネ(バイエルン・ミュンヘン)
生年月日:1996年1月11日
ドイツ代表通算成績:53試合11得点6アシスト
左サイドは、今季のリーグ戦で3試合3得点と好調なレロイ・サネが濃厚だろう。3月シリーズでは選外となったが、6月シリーズでドイツ代表に復帰すると、国際親善試合3試合中2試合にフル出場している。
爆発的なスピードと卓越したテクニックを活かし、相手の守備網を切り裂くサネのドリブルはまさに世界最高峰だ。縦への突破はもちろんだが、状況に応じて中央へ切り込んで味方との連係でゴールに向かうなど、変幻自在で予測不能な上にかなり素早いため、容易に捉えることができない。日本代表の右サイドを攻略する準備ができているはずだ。
●CF:カイ・ハフェルツ(アーセナル/イングランド)
生年月日:1999年6月11日
ドイツ代表通算成績:37試合13得点13アシスト
昨年11月にドイツ代表に初招集されたニクラス・フュルクルクは、ここまで9試合で7得点をマークしているが、負傷により日本代表戦を欠場する可能性がある。そのため、現地時間4日にトーマス・ミュラーが追加招集されたが、日本代表戦では6月に行われたポーランド代表戦とコロンビア代表戦に続き、冨安健洋の同僚カイ・ハフェルツが先発すると予想する。
身長193cmを誇るカイ・ハフェルツは最前線でターゲットマンとなり、さらに卓越したテクニックでボールを収めてパスを捌くことができるため、攻撃の起点となる。ストライカーと呼べる選手ではないが、フュルクルクが出場不透明の現時点では1番だろう。
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09/09 08:00
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