【W杯入門|ジンクス(3)】外国人指揮官では頂点に立てない? 歴代優勝国と監督、例外なく一致の“驚くべきデータ”とは

フランス代表を率いるデシャン監督【写真:Getty Images】

フランス代表を率いるデシャン監督【写真:Getty Images】

【コラム】歴代優勝チームと監督にまつわるジンクスに注目

 4年に一度行われるサッカーの祭典「ワールドカップ(W杯)」は、中東のカタールを舞台に約1か月間にわたって開催。出場32か国による熱戦の数々に期待が高まるなか、世界中が注目するW杯の知識を蓄えるべく「入門コラム」をお届け。今回は優勝チームと監督にまつわるジンクスに注目する。

 これまで通算21回開催されてきたW杯。その優勝チームと監督の間には、不思議なつながりがある。

■大会/優勝国/監督(国籍)
1930年/ウルグアイ/アルベルト・スッピチ(ウルグアイ)
1934年/イタリア/ビットリオ・ポッツォ(イタリア)
1938年/イタリア/ビットリオ・ポッツォ(イタリア)
1950年/ウルグアイ/フアン・ロペス(ウルグアイ)
1954年/西ドイツ/ゼップ・ヘルベルガー(ドイツ)
1958年/ブラジル/ビセンテ・フェオラ(ブラジル)
1962年/ブラジル/アイモレ・モレイラ(ブラジル)
1966年/イングランド/アルフ・ラムジー(イングランド)
1970年/ブラジル/マリオ・ザガロ(ブラジル)
1974年/西ドイツ/ヘルムート・シェーン(ドイツ)
1978年/アルゼンチン/セサル・ルイス・メノッティ(アルゼンチン)
1982年/イタリア/エンツォ・ベアルツォット(イタリア)
1986年/アルゼンチン/カルロス・ビラルド(アルゼンチン)
1990年/西ドイツ/フランツ・ベッケンバウアー(ドイツ)
1994年/ブラジル/カルロス・アルベルト・パレイラ(ブラジル)
1998年/フランス/エメ・ジャケ(フランス)
2002年/ブラジル/ルイス・フェリペ・スコラーリ(ブラジル)
2006年/イタリア/マルチェロ・リッピ(イタリア)
2010年/スペイン/ビセンテ・デル・ボスケ(スペイン)
2014年/ドイツ/ヨアヒム・レーブ(ドイツ)
2018年/フランス/ディディエ・デシャン(フランス)

 なんと、優勝した国すべての監督が母国を率いているのだ。なお今大会では、日本の森保一監督をはじめ、自国出身の代表監督は総勢21名となっている。

■代表国/監督名/カタールW杯のグループ
 セネガル/アリウ・シセ/A
 オランダ/ルイス・ファン・ハール/A
 イングランド/ギャレス・サウスゲート/B
 アメリカ/グレッグ・ベルハーター/B
 ウェールズ/ロブ・ページ/B
 アルゼンチン/リオネル・スカローニ/C
 フランス/ディディエ・デシャン/D
 オーストラリア/グラハム・アーノルド/D
 デンマーク/カスパー・ヒュルマンド/D
 チュニジア/ジャレル・カドリ/D
 スペイン/ルイス・エンリケ/E
 ドイツ/ハンジ・フリック/E
 日本/森保 一/E
 モロッコ/ワリド・レグラギ/F
 ブラジル/チッチ/G
 セルビア/ドラガン・ストイコビッチ/G
 スイス/ムラト・ヤキン/G
 カメルーン/リゴベール・ソング/G
 ポルトガル/フェルナンド・サントス/H
 ガーナ/オット・アッド/H
 ウルグアイ/ジエゴ・アロンソ/H

 自国出身監督が代表チームを率いるメリットは第一に、選手たちとコミュニケーションを図りやすい点が挙げられる。さらに、国民性への理解、その国の代表チームや選手たちのバックグラウンドに対する知識があることも考えられる。

 日本代表が自国の監督でW杯を戦うのは岡田武史監督が率いた1998年のフランス大会と2010年の南アフリカ大会、西野朗監督の下で戦った前回のロシア大会に続いて4度目。史上初のベスト8入りを狙う森保ジャパンは、カタールW杯で望みどおりの結果を掴めるだろうか。(FOOTBALL ZONE編集部)

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