「できるだけ長くいたい」 アメリカ移籍のベイル、MLSのレベルに太鼓判「引退リーグとして見ている人はいない」

ウェールズ代表FWギャレス・ベイル【写真:Getty Images】

ウェールズ代表FWギャレス・ベイル【写真:Getty Images】

2013年から在籍してきたレアルを退団

 ウェールズ代表FWギャレス・ベイルは、今夏にアメリカ1部メジャーリーグサッカー(MLS)のロサンゼルスFCに移籍した。欧州の第一線から離れることになったが、トップレベルを維持できると自信を持っているようだ。今冬のカタール・ワールドカップ(W杯)はもちろん、その先のEURO(欧州選手権)出場も視野に入れているようだ。スペイン紙「マルカ」が報じた。

 32歳のベイルは度重なる怪我の影響から近年は思うようにプレーできず、2013年からプレーしてきたスペイン1部レアル・マドリードを退団。現役を引退するのではという噂もあったなかで、ロサンゼルスFCと1年契約を結んだ。

 欧州からアメリカへの移籍と言えば、これまではキャリアの晩年に差しかかったスター選手が選択するケースが多かったこともあり、“年金リーグ”などと揶揄されることもあった。しかし、ベイルはロサンゼルスFCへの移籍は短期的なものではなく、今後のキャリアのためにもポジティブなものになると考えているという。

「ここにいることで、ウェールズ代表に選ばれる可能性を最大限に高めることができる。先のことは分からないが、(1年契約の)その先もあるかもしれない。6か月、12か月のために来たわけではなく、できるだけ長くいたい。このリーグとチームに自分の足跡を残したいと思っているんだ。将来が楽しみだよ」

 ベイルは以前からMLSをテレビで観戦してきたと言い、「ヨーロッパの人が思っているよりずっと優れたリーグ」とそのレベルの高さを強調。そのうえで、「(MLSを)引退リーグとして見ている人はいないと思う」と語った。今冬のカタールW杯が現役生活の集大成になるとも言われていたが、「ここにいれば次のEUROに出場する可能性も高くなると思う」と、2年後のEURO出場も視野に入れた。

 近年はクラブでの出番が激減していたとはいえ、ベイルはまだ32歳。コンディションが万全であれば違いを作り出せることは、64年ぶりのW杯出場を決めたウェールズ代表で証明済みだ。アメリカでの完全復活が期待される。(FOOTBALL ZONE編集部)

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