日本代表OBが推薦、森保ジャパンE-1選手権メンバー26人 遠藤航の代役に“一番ハマる存在”を指摘

元日本代表DF栗原勇蔵氏に選出してほしいメンバーを挙げてもらった【画像:FOOTBALL ZONE編集部】

元日本代表DF栗原勇蔵氏に選出してほしいメンバーを挙げてもらった【画像:FOOTBALL ZONE編集部】

【専門家の目|栗原勇蔵】横浜FMの高丘はセーブ技術のほかに、足元の技術が武器

 森保一監督率いる日本代表は、7月19~27日に開催されるE-1選手権に出場し、香港、中国、韓国と対戦する。国内組だけで臨む大会となり、Jリーガーたちにとっては今年11月に開幕するカタール・ワールドカップ(W杯)のメンバー生き残りを懸けて実質、最後のアピールの場となる。13日にメンバー26人の発表を控えるなか、元日本代表DF栗原勇蔵氏に選出してほしいメンバーを挙げてもらった。(取材・構成=FOOTBALL ZONE編集部)

   ◇   ◇   ◇

 森保監督は、W杯経験者の招集やサプライズ選出の可能性に否定的な言葉を残しています。ただ、現在のJリーグで、過去にA代表招集の経験があり、調子がいい選手はそう多くはありません。予想では、初選出候補も含めて挙げることにします。

【GK/3人】
谷 晃生(湘南ベルマーレ/21歳)
大迫敬介(サンフレッチェ広島/22歳)
高丘陽平(横浜F・マリノス/26歳)

 権田修一(清水エスパルス)はW杯メンバー当確で、E-1選手権でテストする必要はない。J1の首位に立つ横浜F・マリノスの守護神・高丘と、6月シリーズに招集された大迫がベースだと思います。

 高丘はセービング、キャッチともに安定していて、さらに足元がうまくて、うしろからのビルドアップも期待できる。森保監督のサッカーに合うスタイルです。周囲と意思疎通できてないと短期決戦でリスクはありますが、状況判断もいいので問題なさそうです。

 西川周作(浦和レッズ)、東口順昭(ガンバ大阪)のベテランを1人入れる可能性も考えましたが、3試合しかなく、1人1試合ずつ経験させたいところなので、若手の谷を選びました。

アンカーは稲垣と岩田の2枚を想定

【DF/8人】
谷口彰悟(川崎フロンターレ/30歳)
中谷進之介(名古屋グランパス/26歳)
西尾隆矢(セレッソ大阪/21歳)
藤井陽也(名古屋グランパス/21歳)
山根視来(川崎フロンターレ/28歳)
小池龍太(横浜F・マリノス/26歳)
佐々木翔(サンフレッチェ広島/32歳)
永戸勝也(横浜F・マリノス/27歳)

 ディフェンダーは計算できる選手を入れないといけないポジションでもあります。A代表経験者の谷口、中谷、山根、佐々木はそれなりにやってくれるでしょう。ロシアW杯に出場した昌子源(ガンバ大阪)は、まだ復活し切れていない印象なので、センターバックには名古屋で3バックのリベロを務め、身長186センチと高さがあってカバーもできる藤井、今年1月の代表候補合宿に参加した西尾の若手コンビを入れました。

 右サイドバックは怪我から復帰した小池を見てみたいです。逆に、左サイドバックらしい選手があまりいなくて、永戸あたりが違いを見せられたら面白いと思います。

【MF】
稲垣 祥(名古屋グランパス/30歳)
岩田智輝(横浜F・マリノス/25歳)
森島 司(サンフレッチェ広島/25歳)
脇坂泰斗(川崎フロンターレ/27歳)
西村拓真(横浜F・マリノス/25歳)
樋口雄太(鹿島アントラーズ/25歳)
小屋松知哉(柏レイソル/27歳)

 MFはアンカーとインサイドハーフタイプで分類しました。稲垣は得点能力があるので、アンカーとしてバランスも取りつつゴールにも期待。岩田は遠藤航(シュツットガルト)の代役として一番ハマる存在だと思います。

 インサイドハーフでは脇坂が川崎とシステムが同じなのでアジャストも問題なさそうで、森島も2016年に広島で森保監督の指導を受けています。西村は本来1トップで使ってほしいですけど、得点能力、常にオフにならない抜け目ないプレーを、小屋松には細かく中央を崩して侵入するプレーを出してほしいです。

 ベテランの家長(昭博)は遅攻タイプなので森保ジャパンには合わない。北海道コンサドーレ札幌のMF高嶺朋樹、FC東京のルーキーMF松木玖生がどれだけやれるか、興味深いですが、まだ早いかなと判断しました。

鈴木優磨がついにA代表でプレーなるか

【FW】
鈴木優磨(鹿島アントラーズ/26歳)
細谷真大(柏レイソル/20歳)
垣田裕暉(サガン鳥栖/24歳)
武藤嘉紀(ヴィッセル神戸/29歳)
松尾佑介(浦和レッズ/24歳)
宮市 亮(横浜F・マリノス/29歳)
仲川輝人(横浜F・マリノス/29歳)
鈴木唯人(清水エスパルス/20歳)

 鈴木優磨は、見ていてギラギラ感がダントツ1位。FWはそれが大事で、相手からしたら一番嫌な存在です。(7月6日のJ1リーグ第20節)C大阪戦の胸トラップからのゴールもなかなかできない。とにかくA代表で見てみたいです。

 武藤の実力は間違いない。U-21日本代表の細谷、鈴木唯人は前への推進力があって、今後代表に食い込んでいく可能性がある。松尾はかなり調子が良くて、突破力、スピードがあって細かいタッチで相手を置き去りにできるので、“松尾タイム”を代表で出せたらアピールになると思います。

 今季8ゴールと結果を残していた湘南ベルマーレの町野修斗は、スピードもあるし、裏の抜け出し、キープもできる。怪我が泣ければ選びたかったです。ガンバ大阪に移籍した鈴木武蔵がどれくらいできるのかも気になりますが、日本に復帰したばかりということもあって、今回は外しました。

 そういったなかでは、横浜F・マリノスの宮市と仲川は面白い存在ではないでしょうか。2人とも絶対的なレギュラーではないですけど、宮市は仲川からのアシストで2戦連続ゴールを挙げ、仲川もコンディションさえ良ければ活躍が計算できます。水沼宏太もすごく調子がいいので本当は入れたいですが、A代表経験者の2人を優先しました。(FOOTBALL ZONE編集部)

ジャンルで探す