判定不服のアグエロ、女性副審の“肩掴み”行為が物議 処分なしに賛否「警告受けるべき」

シアン・マジー・エリス副審とシティFWセルヒオ・アグエロ【写真:Getty Images & AP】

シアン・マジー・エリス副審とシティFWセルヒオ・アグエロ【写真:Getty Images & AP】

アーセナル戦の試合中にスローイン判定に不服、エリス副審の肩に触れる

 マンチェスター・シティは現地時間17日に行われたプレミアリーグ第4節でホームにアーセナルを迎え、1-0で勝利を収めたが、試合中にアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロが女性副審の肩を掴んだ行為に、元イングランド代表FWイアン・ライト氏や元イングランド代表DFマイカ・リチャーズ氏が「卑しい」などと厳しい声を上げている。英紙「デイリー・メール」が報じた。

 物議を醸しているのは、前半42分にシアン・マジー・エリス副審がタッチラインを割ったボールに対し、アーセナルのスローインを指示した場面。納得のいかないアグエロは地面を指差した後にエリス副審の左肩、首付近を左手で触れた。エリス副審はそれを振り払うような仕草を見せ、アグエロはそのまま立ち去った。

 ライト氏は英公共放送「BBC」の番組「マッチ・オブ・ザ・デイ」で、このアグエロの行動を「不必要」「卑しい」と批判。同選手の元チームメートであるリチャーズ氏も英衛星放送「スカイ・スポーツ」で、「不必要だった。審判をリスペクトしなければならない。彼女はあの場で非常に良く対処していたと思う。彼も分かっていたはず。審判に触れるべきではなかった」と厳しい言葉を残している。

 一部では、アグエロの行為に対して処分が下されなかったことを疑問視する声も上がっており、英紙「ザ・サン」は「イエローカードが出されるべきだった。出場停止になる可能性も」「間違いなく問題となるだろう」「警告を受けるべきだった」など、ファンからのコメントを紹介している。

 ただ、元プレミアリーグ審判のクリス・フォイ氏によると「キーワードは『攻撃的』や『対立的』だったかということ」で、「規則では『選手が審判に物理的に接触するのは珍しいことではなく、それが丁寧で、攻撃的や対立的なマナーでない限りは審判は懲戒処分する必要はない』と定めている」と説明した。

 シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督は試合後、「セルヒオは私がこれまで会ってきたなかで一番親切な人間。この件ではなく、もっと他の問題に目を向けるべきだ」とアグエロを擁護。同選手の行動には一切「攻撃的」な面はなかったと主張していた。(Football ZONE web編集部)

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