サウサンプトン、サラを嘲笑する“飛行機ジェスチャー”のファン3名に出入り禁止処分

プレミアリーグ第26節サウサンプトンvsカーディフ【写真:Getty Images】

プレミアリーグ第26節サウサンプトンvsカーディフ【写真:Getty Images】

飛行機事故で亡くなったサラが加入予定だったカーディフファンのSNS投稿で発覚

 日本代表DF吉田麻也の所属するサウサンプトンは、現地時間10日のプレミアリーグ第26節でカーディフと対戦。本拠地セント・メリーズでの試合中、3人のファンがカーディフ移籍が決まっていたアルゼンチン人FWエミリアーノ・サラが亡くなった飛行機事故を嘲笑するような“飛行機ジェスチャー”を行っていた。クラブはこの行為を問題視し、3人を出入り禁止処分とすることに決めたようだ。英紙「デイリー・メール」が報じている。

 カーディフと言えば、今年1月の移籍市場でナントからクラブ史上最高額の1500万ポンド(約21億円)で獲得したFWサラが、飛行機事故に巻き込まれて亡くなるという悲劇に見舞われたばかり。同胞のバルセロナFWリオネル・メッシらが捜索活動継続を呼びかけるなど、世界的にも大きなニュースとなった。

 サラを乗せた飛行機は現地時間1月21日にフランスから小型飛行機で飛び立ったが、その夜に消息を絶った。今月に入ってようやくイギリス海峡で機体と遺体が発見され、現地時間7日に遺体がサラと特定されたばかりだった。それからわずか数日後に行われた試合で、心ないファンによる問題行為が起きてしまった。

 サウサンプトンのファンと思わしき人物が、カーディフサポーターが陣取るスタンドに向かって、両手を広げて飛行機のようなジェスチャーを行っていたという。サラの事件を嘲笑するような振る舞いに怒りを覚えたカーディフサポーターが、動画をSNSに投稿すると、瞬く間に拡散していった。

 サウサンプトンもこうした事実があったことを認めて、公式に声明を発表。また、ハンプシャー警察は、この件で計3人がスタジアムから追放されたとしている。クラブはさらなる調査を進めており、該当する3人には3年間のスタジアム出入り禁止処分が下されることになるという。

 サポーター同士の煽り合いとはいえ、あまりに度が過ぎた行為だったと言えるだろう。(Football ZONE web編集部)

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