日本代表、どう戦う? ベトナムとのアジア杯8強は“走力戦”…選手たちが語る攻略法

日本代表DF長友【写真:Getty Images】

日本代表DF長友【写真:Getty Images】

長友が「永遠に走れる」ベトナムを警戒 「綺麗なサッカーをしたらカウンターを食らう」

 日本代表は24日にアジアカップ準々決勝ベトナム戦(現地時間17時/日本時間22時)に臨む。DF長友佑都(ガラタサライ)は「彼らは永遠に走れる」と分析し、“走力戦”を想定している。そのなかで森保一監督率いる日本はどう戦うのか。選手たちのコメントから攻略法を紐解く。

「ベトナムとヨルダンの試合を見た。ヨルダンの選手は体が大きくて、フィジカルも強いけど、彼らは走りで圧倒していた。これは明日苦戦するだろうなと。相当厳しい試合になると思います」

 ベトナムは16強でヨルダンと対戦し、1-1のままPK戦までもつれ込み、最終的に4-2で勝利した。その一戦を分析したという長友は「彼らは永遠に走れる。二度追い、三度追いをなんの苦痛もなくやってくる。苦しい顔も全くせず。むちゃくちゃ厄介ですよ」と警戒を強めた。

 そんな相手をどう攻略するのか。今大会で参考になる試合があると長友は指摘。それはグループリーグ初戦トルクメニスタン戦(3-2)だ。この試合では相手が5-4-1の形で日本の攻撃を迎え撃ち、カウンター狙いを徹底。前半の日本はその罠にまんまとハマる形となり、先制点を奪われている。

「トルクメニスタン戦のように、ベトナムは5-4-1みたいな形で守るので、スペースが全然ないと思う。日本が綺麗なサッカーをしようとしたら、たぶん上手く潰されてショートカウンターを食らうだろうなという形」

日本代表MF原口【写真:Getty Images】

日本代表MF原口【写真:Getty Images】

原口が語るポイントは…「中よりも外を意識したい」 

 苦戦を強いられた大会初戦のイメージが選手たちの脳裏に浮かぶ。もっとも、それは格好のシミュレーション材料であり、長友は「トルクメニスタン戦の後半じゃないけど、大胆に攻めるところは攻めて、どんどんクロスを入れたり、放り込む場面も必要。きれいなサッカーだけでは勝てない」と攻撃のポイントを語った。

 また、トルクメニスタン戦に左サイドハーフで出場したMF原口元気(ハノーファー)は、「サイドは一つ起点にならないといけない。中よりも外を意識したい。でもそれだけにならず、中でのコンビネーションを狙いながらバランスよくやりたい」とイメージを膨らませている。

 一方、最終ラインを統率するDF吉田麻也(サウサンプトン)は「大事なのは守備。前回同様、先制点を奪われずにリードできれば」と堅守を強調しながらも、「セットプレー」を一つのポイントに挙げている。16強サウジアラビア戦でも決定打を欠くなか、左コーナーキックからDF冨安健洋(シント=トロイデン)の決勝ヘディング弾で勝利を収めた。

 この一戦で勝利すれば、28日の準決勝でイランか中国の勝者と激突する。森保ジャパンは8強の壁を乗り越え、2011年大会以来の優勝へ、また一歩近づくことができるだろうか。(Football ZONE web編集部・大木 勇 / Isamu Oki)

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