「とてもキツかった」 ドルトムントMFゲッツェ、前半戦不遇の“苦悩”を告白

序盤戦で思うように出場機会が得られなかったMFゲッツェ【写真:Getty Images】

序盤戦で思うように出場機会が得られなかったMFゲッツェ【写真:Getty Images】

開幕直後は「構想外」扱いも第7節以降に挽回「全てがプラン通りじゃない時もあった」

 ドルトムントのドイツ代表MFマリオ・ゲッツェは、今季序盤戦で出場機会が得られずに苦しんだが、ルシアン・ファブレ監督の信頼を手にしつつある。レギュラーに舞い戻った天才は、開幕直後は「とてもキツかった」と本音を告白した。ドイツ紙「ディ・ヴェルト」の内容をドイツメディア「sport.de」が伝えている。

 ゲッツェは今季リーグ戦で開幕3試合をベンチで過ごすと、続く2試合はメンバー外。“ドルトムントの至宝”と言われた男がファブレ監督の下で“構想外”扱いを受け、今冬にも退団するのではないかと囁かれていた。

 どん底を味わったゲッツェは、今季リーグ戦初出場となった第7節のアウクスブルク戦(4-3)で1ゴールを挙げると、その後は徐々に出場時間が増え、センターフォワードにポジションを変えてリーグ8試合に出場。現地時間12月21日に行われた第17節のボルシアMGとの上位対決では2アシストをマークし、2-1の勝利に貢献した。

 慌ただしかった前半戦を振り返り、ゲッツェは「全てがプラン通りにいったわけじゃない時もあった。そんな時間はもちろん望んでいない。正直な話、シーズン開幕後はとてもキツかったよ」と告白した。

「僕はチームスポーツの選手だから、怒りをぶちまけることはしない」

「僕は即座に『ここを出ていく』と言うタイプの選手じゃない。チームスポーツの選手だから、まず最初にチームのことを考えるし、怒りをぶちまけることはしないよ。自分にはたった一つの道しかない。努力を重ね、ベストを尽くすことだ」

 2014年ブラジル・ワールドカップ(W杯)決勝で母国ドイツを優勝に導くゴールを挙げ、一躍ヒーローとなったゲッツェだが、昨夏のロシアW杯では、ヨアヒム・レーブ監督から招集されず。その後も代表入りは果たしていない。ゲッツェにとって、代表招集はもちろん「常にテーマ」ではあるが、今はあまりこだわっていないという。

「僕にはクラブチームでの課題がある。それがまず優先だ」

 W杯とUEFAネーションズリーグでの惨敗を受け、ドイツ代表は改革が叫ばれている。しかし、ゲッツェは「新しく若手が入ってくるということは、クラブチームと同様で全く普通のこと」と冷静に捉え、代表引退は「現段階では」考えていないと語っている。(Football ZONE web編集部)

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