日本代表ピンチ!? FW大迫の負傷再発、次戦オマーン戦で問われる“エース依存”からの脱却

日本代表FW大迫は、負傷していた右でんぶの痛みが再発したようだ【写真:Football ZONE web】

日本代表FW大迫は、負傷していた右でんぶの痛みが再発したようだ【写真:Football ZONE web】

11日の全体トレーニングを回避した大迫、ホテルで別メニュー調整

 日本代表に暗雲が立ち込めている。9日のアジアカップ・グループリーグ初戦トルクメニスタン戦で2ゴールを叩き込み、逆転勝利に貢献したエースFW大迫勇也(ブレーメン)が、右でんぶ痛を再発。11日のトレーニングを回避し、ホテルで別メニュー調整となった。

 トルクメニスタン戦で苦戦しながらも勝利した日本だが、その代償は小さくなかったようだ。強烈なミドルシュートを叩き込まれて先制点を献上したなか、後半11分と同15分に大迫が連続ゴールを決めて逆転。さらにMF堂安律(フローニンゲン)が追加点を奪い、最終的に3-2で逃げ切った。

 しかし、グループリーグ突破が懸かる13日の第2戦オマーン戦を前に不安要素が持ち上がっている。11日の全体トレーニングに大迫は現れず、ホテルで別メニュー調整。昨年末の国内合宿時に負傷していた右でんぶの痛みが再発したという。当初はトルクメニスタン戦の出場も危ぶまれていたなか、先発フル出場。2ゴールと結果を残した大迫だが、ここにきて離脱の危機に見舞われている。

 トルクメニスタン戦で森保一監督は交代カードを一枚切ったのみで、残る2枠は活用せずに終わっていた。3-1とリードを広げた時点で大迫を途中で下げる選択肢もあったなか、思わぬ接戦となった影響もあり、指揮官は最後までエースを起用する決断を下している。

 2月1日の決勝を見据えると長丁場になるだけに、次戦で大迫を強行出場させるのはリスクがあまりに大きい。MF南野拓実(ザルツブルク)も1トップに対応可能だが、残るメンバーで言えばFW武藤嘉紀(ニューカッスル)かFW北川航也清水エスパルス)の1トップ起用が予想される。

大迫の代役として適任は? 「ボールを取った後に素早い攻撃を意識していきたい」

 オマーン戦の1トップ起用にあたって適任は、海外リーグでプレーし、逞しさを増している武藤か。追加招集組の一人で、現体制では初めて代表入りしただけに連係面の不安は小さくない。しかし、その点は経験で十分カバー可能だろう。オマーンは初戦でウズベキスタンに1-2と敗れており、瀬戸際の状態で日本戦を迎えるが、武藤は次戦の出場をすでにイメージしているようだ。

「相手は勝ちに来なくちゃいけない。自分たちが(ボールを)取った後に素早い攻撃を意識していきたい」

 1トップは大迫が不動の存在として君臨するなか、次戦は“大迫依存”からの脱却が問われる一戦となりそうだ。(Football ZONE web編集部・大木 勇 / Isamu Oki)

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