柏がACL初戦で全北現代に屈辱の逆転負け… 敵地で前半2点リードも後半まさかの3失点

R・ロペス、江坂のゴールで先行も後半に3連続失点で敗れる

 柏レイソルは13日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ第1戦、アウェーでの全北現代(韓国)戦に臨み、新加入MF江坂任の移籍後初ゴールなどで前半に2点のリードを奪ったものの、後半の3失点で2-3と逆転負けを喫した。

 試合を早々に動かしたのは、アウェーに乗り込んだ柏だった。前半10分、主将のMF大谷秀和が左サイドにロングパスを送ると、MFハモン・ロペスが走り込みつつ、左足で合わせる。これが右ポストの内側に当たり、そのままゴールマウスに収まり、幸先良く先制に成功した。

 その7分後には全北現代FWリカルド・ロペスに、右サイド45度の位置でフリーにしてしまう大ピンチを迎えたが、GK中村航輔が読み切りファインセーブ。難を逃れた。すると同27分、FWクリスティアーノが左サイドで起点となり、ハモン・ロペスへとパス。ここから深い切り返しで相手をかわしてシュートを放つと、相手GKが弾いたこぼれ球がゴール前にいた江坂のもとへ。これを難なく押し込んで追加点をゲットした。

 全北は190cm超の長身FWキム・シンウクをターゲットにしようとするが、柏守備陣は落ち着いて対応。ボール支配率こそ柏は42.8%にとどまったものの、狙い通りのゲームプランで無失点のまま前半を終えた。

 後半から全北はベテランFWイ・ドングッらを投入し、さらに前傾姿勢を強める。それに対して柏は日本代表FW伊東純也らを走らせるロングカウンターを狙う攻防となった。スコアが動いたのは同10分のこと。全北の右CKからイ・ドングッに頭で合わされると、中村も全く反応できずにゴールネットを揺さぶり、2-1と1点差になった。

 その後も柏は押し込まれ、同15分にはキム・シンウクに際どいボレーシュートを放たれる。それを見て下平隆宏監督は江坂に代えて新潟から加入のMF小林慶を送り込み、バランスを整えた。同20分には伊東がボールカットしたカウンターを起点に、クリスティアーノのパスを受けたMFキム・ボギョンがループシュートを狙ったが、ゴールライン上で相手DFのクリアにあった。

 すると同29分、再びセットプレーから失点する。約26mのFKが壁に当たると、キム・シンウクが合わせたボールを中村が一度は触ったものの、こぼれ球をDFキム・ジンスにジャンピングボレーで合わせられ、2-2の同点に追いつかれた。

 そして同40分、柏にミスが出る。DF亀川諒史がボールを後ろに流してしまったところ、イ・ドングッに拾われて右足インフロントでゴール右隅に蹴り込まれる。痛恨の一撃によって2点リードをひっくり返されるまさかの展開で、手に収めかけたはずの勝ち点を落とした。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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