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主審の“勘違い”で異例の「PK戦やり直し」 3週間後の再戦で勝敗逆転の珍事発生

オランダのKNVBカップ1回戦で起きた珍事 主審がPK方式を間違える

 

 オランダ国内カップ戦で異例の“PK戦”やり直しが行われ、当初勝ち上がりを決めていたチームが一転して敗退する珍事が発生した。これは試合を担当した主審が、PK戦において間違ったルールを採用したために起きたという。英紙「デイリー・テレグラフ」などが報じた。

 

 現地時間9月20日に行われたKNVBカップ(オランダ国内カップ戦)の1回戦で、3部FCリッセと5部のHSVフークが激突。試合は2-2の同点のままPK戦に突入し、PKスコア5-4でFCリッセが勝利していた。

 

 しかし、この結果にKNVB(オランダサッカー協会)が待ったをかけた。主審はこのPK戦で、一巡ごとに両チームのキックの順番が入れ替わる「ABBA方式」を採用したが、このルールはオランダではまだ正式な採用が決まっていない。間違ったルールで試合が進められたとして試合は無効となり、協会はPK戦のみ再試合を行うと決定した。

 

 再試合は最初の試合からおよそ3週間後の現地時間11日に行われた。公式戦でPKのみが行われるという異例のゲームとなったが、試合に勝利したのは一度敗れたはずのHSVフーク。ホームスタジアムに多くの観客が詰めかけた格上のリッセは、よもやの敗戦を喫した。

 

【了】

 

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

 

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images