なでしこ 1年ぶり国際試合でパラグアイ圧倒!岩渕が高倉監督超え2発 歴代通算得点6位タイに浮上

<サッカー女子 日本・パラグアイ>後半、この日自身2得点目のゴールを決め菅沢(右)と喜ぶ岩渕(撮影・西海健太郎)

 ◇サッカー女子国際親善試合 日本7―0パラグアイ(2021年4月8日 宮城・ユアスタ)

 サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」は8日、約1年ぶりの国際試合でパラグアイ代表と対戦。エースFW岩渕真奈(28=アストンビラ)が2ゴールを決め、歴代6位タイとなる国際Aマッチ通算31得点をマークするなど活躍。過去W杯や五輪出場経験のないFIFAランキング47位(日本は10位)で初対戦の相手を序盤から圧倒し、7―0の快勝。宮城・ユアスタから7月開催予定の東京五輪に向け順調な再スタートを切った。11日には同ランキング59位のパナマ代表と東京・国立競技場で対戦する。

 昨年3月のシービリーブス杯(米国)以来の国際マッチ。新型コロナウイルス禍のため主将のDF熊谷紗希(リヨン)は招集外となったが、エースのFW岩渕真奈(アストンビラ)ら6人の海外組が参加(※MF長谷川唯ACミラン)は9日からチームに合流予定)。その海外組からは岩渕を含めDF宝田沙織(スピリット)がスタメン起用された。

 試合は前半6分にDF南萌華(三菱重工浦和)が先制弾。南にとってA代表出場13試合目にして嬉しい初ゴール。同26分には岩渕が泥臭く相手GKと競り合いながらもスライディングシュートで追加点。これで岩渕は歴代得点数8位タイと並んでいた高倉麻子監督(52)の29得点を抜き、国際Aマッチ通算30得点目で歴代7位の木岡二葉氏(55)に並んだ。岩渕は同36分にもセットプレーから頭で合わせ相手のオウンゴールを誘発した。

 岩渕は4―0とした後半18分にも追加点。後方からのロングボールが大きく跳ねると相手GKの頭上を越え、走り込んだ岩渕が無人のゴールに蹴り込みこの日2点目。相手守備陣のミスを見逃さず歴代6位の大谷美央氏(41)の通算31得点に並び、チームの大勝を後押しした。

 なでしこジャパンの国際Aマッチ最多得点者は澤穂希氏(42)の83得点。この日2得点の岩渕は次に歴代5位38得点の宮間あや氏(36)超えを目指すことになる。

 ▼高倉監督 本当にたくさんの方々に来ていただいてありがとうございました。ゲームは好守ともに狙ったことを選手は出そうとして、ファイトしてくれたと思います。(今後は)最後のフィニッシュのところが課題となってきますので、そこの精度を上げられるようトレーニングしていきたいと思います。

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