久保と同世代、FC東京MF平川「焦りもあった」…今季初出場で手応え「チームに貢献できる感覚ある」

トレーニング後に報道陣に対応したFC東京のMF平川(C)F.C.TOKYO

 FC東京のMF平川怜(20)が17日、オンラインで取材に応じた。12日の神戸戦で今季初出場。出場時間は短かったが、「守備でしか見せられなかったけど、奪ったシーンとかそういうところは手応えを感じている」と話した。

 着実に前進しているという自信がある。「コンディションも調子もいい。(ベンチ入りした)開幕戦で出場できなかったけど、今のほうがチームに貢献できる感覚がある」。チーム以外での活動、自主トレでの成果が根幹だ。もちろん今までもフィジカルを疎かにしたことなどないが、「いろんなやり方があって、フィットしたものが見つかってきている」という。なかでも一番の変化は“走れるようになった”こと。一つのプレーで終わらず、連続したプレーがより高い精度で実践できるようになった。

 17年のU―17W杯インド大会をともに戦った日本代表MF久保建英(19=ビジャレアル)やDF菅原由勢(20=AZ)らが海外挑戦する中、当時は同メンバー内で最も評価の高かったとも言われる平川は伸び悩んだ。17年11月にFC東京の下部組織からトップチームに昇格したものの、3シーズンでJ1出場は3試合のみ。昨季はJ3鹿児島へのレンタル移籍を経験した。

 「思い描いていたとおりにキャリアは進んでないでなくて、焦りもあった時期もあったし、自分自身、つらい時期もあった。プロになって始めのほうは他人のせいにしたりとか多くて未熟だった。鹿児島での経験もあったりして、メンタル的な部分で成長は確実にある」

 打たれ弱さはもうない。下部組織の“最高傑作”とも呼ばれた男は、心身ともにたくましくなって、新型コロナウイルス感染拡大の影響で過密日程となったシーズンに挑んでいる。

ジャンルで探す