G大阪、意地の「優勝阻止」=次は直接対決―Jリーグ

後半、勝ち越しゴールを決め喜ぶG大阪の高尾(27番・右から2人目)=22日、埼玉

 川崎のこの日の優勝決定を阻止するには勝つ以外になかった。G大阪の宮本監督は、現実的には逆転Vの可能性がほぼないことを理解した上で、「他のことを考えるのは得策ではない。この試合に全力を注いだ」。
 一戦に懸けるその集中力が窮地で発揮された。後半17分に先制され、その4分後。ゴール前のこぼれ球に反応した宇佐美がシュートコースを見極めて同点に。さらに身長181センチの高尾が豪快にヘディングシュートを決め、プロ初ゴールを殊勲の決勝点とした。
 川崎が首位を独走する一方で、2位以下は天皇杯やアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場をめぐるし烈な争いが繰り広げられている。取りこぼしが許されない中、前節は最下位の仙台相手に4失点の大敗。宇佐美には「チームの雰囲気を変えたかった。そのために点が必要だった」との決意があった。
 25日の次節は敵地に乗り込んで川崎との直接対決。高尾が「優勝させないようにしたい」と言えば、宇佐美はいつもの淡々とした口調ながら「目の前でタイトルを奪われたくない」。意地を見せられるか。 

ジャンルで探す