愛媛が“10番”FW松田力との契約満了を発表「3年間戦えたこと、めちゃくちゃ最高でした」
愛媛FCは13日、FW松田力との契約満了を発表した。
1991年7月24日生まれの松田は現在33歳。特別指定選手としてプロデビューを果たした大分トリニータを経て、2014年に名古屋グランパスに入団。若手主体で再建に着手した西野朗監督の下、CB牟田雄祐やMF矢田旭らとともに、期待を寄せられたひとりとして公式戦41試合に出場した。その後は、ジェフユナイテッド千葉へのレンタル移籍を挟み、2017年にアビスパ福岡へと完全移籍。2019シーズンはJ2リーグで8得点を挙げて、降格の危機を救っていた。
そんな松田は、2022年にセレッソ大阪から愛媛FCに加入すると、“10番”を背負った2023シーズンはJ3リーグでキャリアハイとなる13得点を叩き出す活躍。チームの優勝ならびに昇格に大きく貢献するとともに、同リーグ最優秀選手賞を受賞した。
今シーズンはJ2リーグで32試合に出場した松田。3年間在籍した愛媛FCを退団することが発表された同選手は、クラブ公式サイトにてコメントを残している。
「ファン・サポーターのみなさん3年間良い時も悪い時も支えてくださり本当にありがとうございました。このチームに来てJ3優勝、J2昇格できたことは僕のサッカー人生で大きな財産となりましたし、愛媛FCに来たときの目標を達成できて本当に良かったと思います。愛媛・松山という街が本当に好きになりましたし、たくさんの方々にお世話になりました。そして、感謝しきれないほどの愛情をいただきました。本当にありがとうございました。このチームを離れることになりますが、心は常に愛媛FCを応援しています。みなさんと出会えたこと、愛媛FCで3年間戦えたこと、めちゃくちゃ最高でした。愛媛の人が、街が大好きだー! 今まで本当に本当にありがとうございました。 10番より」
11/13 14:32
サッカーキング