Jリーグ、来季より試合エントリー上限人数の変更が決定…ベンチメンバーは最大9名に
Jリーグは29日、同日付で開催した理事会において、2025シーズン以降のJリーグ公式試合においてエントリー可能選手の上限人数が変更されることを明かした。
今シーズンまで、JリーグYBCルヴァンカップを除くと、Jリーグ公式試合におけるエントリー可能選手の上限人数は「18」名となっていた。ピッチに立つスターティングメンバーの選手が11名であることを考慮すると、ベンチ入りできる選手は7名まで。今回はこの人数が変更となることが正式決定し、2025シーズンより全てのJリーグ公式試合(明治安田J1・J2・J3リーグ、JリーグYBCルヴァンカップ、FUJIFILM SUPER CUP、 J1・J2昇格プレーオフ、J3・JFL入れ替え戦)において、エントリー可能人数が「20」名となる。
従来、国際サッカー評議会(IFAB)によって1試合における選手交代枠は「3」と定められていたが、新型コロナウイルス感染症の影響で過密スケジュールとなった選手たちの負担軽減を主な目的として、交代枠を「5」まで認める特例措置がとられていた。IFABは2022年6月、このルールを恒久化すると発表。Jリーグでは2020シーズン以降、選手の最大交代枠が5名まで拡大されている。
今回の決定に伴い、来季のJリーグ公式試合におけるベンチメンバーは、今季の7名から9名まで拡大することとなる。5名までと定められた交代枠のなかで、起用する選手の選択肢増加が期待できそうだ。
10/29 17:15
サッカーキング