リトルなでしこ、8大会連続でU17女子W杯決勝トーナメント進出!…ザンビアに4発快勝

リトルなでしこ

 FIFA U-17女子ワールドカップ ドミニカ共和国2024・グループD第3節が23日に行われ、U-17女子日本代表(リトルなでしこジャパン)とU-17女子ザンビア代表が対戦した。

 16チームが参加する現行方式での開催が最後となる今大会。2014年大会以来の優勝を目指すリトルなでしこは、ポーランド、ブラジル、ザンビアと同居するグループDに入った。初戦は初出場のポーランドとスコアレスドローに終わったものの、第2節ではブラジルに2-1で逆転勝利。今節ザンビア相手に引き分け以上の結果を収めれば、自動的に8大会連続の決勝トーナメント進出が決まる状況となっている。

 リトルなでしこは立ち上がりの6分、佐藤ももサロワンウエキのポストプレーを受けた木下日菜子が、ダイレクトで相手DFラインの背後へスルーパスを供給。抜け出した眞城美春がGKのポジショニングを確認しつつ冷静にゴールに流し込み、早い時間帯で先制に成功する。主導権を握ったリトルなでしこは、その後も佐藤の強烈なミドルシュートや榊愛花のFKでゴールに迫るも追加点は奪えず、1点リードで前半を折り返した。

 後半開始早々の48分にはザンビアに際どいシュートを放たれるも、GK福田真央が好セーブ。すると62分、ボックス内に抜け出した福島望愛が相手DFに倒され、リトルなでしこがPKを獲得する。これを佐藤がゴール左上隅に沈め、追加点を奪った。佐藤はブラジル戦に次いで2試合連続ゴールとなっている。さらに69分には味方とパス交換で右サイドを突破した根津里莉日のクロスに眞城が合わせ、リードを3点に広げた。

 86分、榊の右CKに太田美月がヘディングで合わせてリトルなでしこは4点目を獲得。直後には鈴木温子のオウンゴールで1点を返されるも、試合は4-1で終了。勝ち点を「7」に伸ばしたリトルなでしこがグループステージ2位以内を確定させ、8大会連続の決勝トーナメント進出を決めた。準々決勝は現地時間26日から27日にかけて行われる。

【スコア】
U-17女子日本代表 4-1 U-17女子ザンビア代表

【得点者】
1-0 6分 眞城美春(U-17女子日本代表)
2-0 63分 佐藤ももサロワンウエキ(U-17女子日本代表)
3-0 69分 眞城美春(U-17女子日本代表)
4-0 86分 太田美月(U-17女子日本代表)
4-1 88分 鈴木温子(オウンゴール/U-17ザンビア代表)

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