“驚愕”のセカンドキャリア!? フォルラン氏が45歳でテニスプレーヤーとしてプロデビューへ

ディエゴ・フォルラン

 元ウルグアイ代表のディエゴ・フォルラン氏が、来月にプロテニスプレーヤーとしてキャリアを始めるようだ。21日、スペイン紙『アス』が報じている。

 1979年5月19日生まれのフォルラン氏は現在45歳。現役時代はビジャレアルやアトレティコ・マドリード、さらにはセレッソ大阪にも在籍した他、ウルグアイ代表として出場したFIFAワールドカップ南アフリカ2010ではゴールデンボール(大会最優秀選手賞)を受賞するなど、2000年代から2010年代を代表するフットボーラーのひとりだ。

 そんな同氏は、2019年に輝かしい成功を収めたプロキャリアに幕を下しているが、来月にテニスプレーヤーとしてセカンドキャリアを始めるようだ。『アス』によると、幼少期からテニスを嗜んできた同氏は、45歳以上の選手が出場するシニアカテゴリーの大会で活躍した後、来月開催されるATPチャレンジャー(グランプリ大会の1つ下にあたる)のウルグアイ・オープンでプロデビューを果たすとのこと。最初に出場するのはダブルスで、ATPランキング(テニス版世界ランキング)101位のアルゼンチン人のフェデリコ・コリア氏とタッグを組むことを伝えている。

 当然、フォルラン氏自身の腕前も確かなもので、45歳以上のシニアカテゴリーのランキングで112位。今シーズンは、シングルスで出場したアスンシオン大会でファイナリストとなるなど8勝3敗、ダブルスでは出場したリマ大会で優勝するなど5勝1敗の成績を収めていると『アス』が明らかにしている。

 ピッチからテニスコートへと活躍の場を移したフォルラン氏。華麗なる転身を見せているウルグアイの“元10番”に注目が集まっている。

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