10月の最終予選を戦う韓国代表26名が発表! 札幌DFパク・ミンギュが2年ぶりに復帰

韓国代表

 KFA(韓国サッカー協会)は30日、10月に控えたFIFAワールドカップ26アジア最終予選を戦う韓国代表のメンバー26名を発表した。

 FIFAワールドカップ26アジア最終予選は9月のインターナショナルマッチウィークにて開幕を告げた。グループBに組み込まれた韓国代表は、5日のパレスチナ代表戦をスコアレスドローで終え、白星発進を逃したものの、10日に行われたオマーン代表との一戦は3-1で勝利。ここまで1勝1分はグループB内でトップタイの成績ではあるものの、得失点差の関係でヨルダン代表に次ぐ2位につけている。

 2カ月連続の代表戦となる10月シリーズでは、10日に敵地でヨルダン代表との“首位決戦”に臨む。AFCアジアカップカタール2023で準優勝を果たしたヨルダン代表と一戦を終えた後、15日には、同じくここまで勝ち点「4」を積み上げているイラク代表をホームに迎える予定だ。

 グループB突破の鍵を握る重要な2連戦に向けて、9月のFIFAワールドカップ26アジア最終予選より新たに韓国代表を率いているホン・ミョンボ監督は、26名の選手を招集。キャプテンでエースのMFソン・フンミンは、29日に行われたプレミアリーグ第6節マンチェスター・ユナイテッド戦(○3-0)を欠場したことで、状態が心配されていたものの、問題なくリストに名を連ねた。他にも、欧州のトップクラブで活躍を続けるDFキム・ミンジェ、MFイ・ガンイン、MFファン・ヒチャンらが順当に選出。今夏にセルティックからハイバーニアンにレンタル移籍し、中盤の主力として活躍しているMFクォン・ヒョクギュは、初のA代表入りを果たした。

 また、今年1月に行われたAFCアジアカップカタール2023にて右ひざ前十字じん帯を負傷したGKキム・スンギュが、約9カ月ぶりに韓国代表に帰還した。キム・スンギュは負傷の影響で昨シーズン後半戦を棒に振っていたものの、今季は開幕からアル・シャバブの守護神に君臨。復活を遂げた守護神がチームに戻ってくるのは、上位決戦を控える韓国代表にとって朗報と言えそうだ。

 加えて、北海道コンサドーレ札幌に所属するDFパク・ミンギュが、2022年10月以来の韓国代表復帰を果たした。パク・ミンギュは今年7月に水原FCから札幌に加入すると、即座に最終ラインの主力に定着。ここまで2024明治安田J1リーグで8試合のピッチに立っており、直近7試合を4勝2分1敗で駆け抜けている好調の札幌を支えていた。FC町田ゼルビアの攻撃陣をけん引するFWオ・セフンとともに、Jリーグからは2名の選手が今回の韓国代表に合流する。

 今回発表された、10月のFIFAワールドカップ26アジア最終予選を戦う韓国代表のメンバー26名は下記の通り。

▼GK
キム・スンギュ(アル・シャバブ/サウジアラビア)
キム・ジュンホン(全北現代モータース)
チョ・ヒョヌ(蔚山現代)
▼DF
キム・ミンジェ(バイエルン/ドイツ)
キム・ジュソン(FCソウル)
パク・ミンギュ(北海道コンサドーレ札幌/日本)
ソル・ヨンウ(ツルヴェナ・ズヴェズダ)
イ・ミョンジェ(蔚山現代)
イ・ハンボム(ミッティラン/デンマーク)
チョ・ユミン(シャールジャ/UAE)
チョン・スンヒョン(アル・ワスル/UAE)
ファン・ムンギ(江原FC)
▼MF
クォン・ヒョクギュ(ハイバーニアン/スコットランド)
パク・ヨンウアル・アイン/UAE)
ペ・ジュノ(ストーク/イングランド)
ペク・スンホ(バーミンガム/イングランド)
ソン・フンミン(トッテナム/イングランド)
オム・チソン(スウォンジー/イングランド)
イ・ガンイン(パリ・サンジェルマン/フランス)
イ・ドンギョン(金泉尚武FC)
イ・ジェソン(マインツ/ドイツ)
ファン・インボム(フェイエノールト/オランダ)
ファン・ヒチャン(ウルヴァーハンプトン/イングランド)
▼FW
オ・セフン(FC町田ゼルビア/日本)
チョ・ミンギュ(蔚山現代)
オ・ヒョンギュ(ヘンク/ベルギー)

【ハイライト動画】韓国代表、9月シリーズは1勝1分

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