今夏にマンUを退団したマルシャル…AEKアテネが“クラブ史上最高額”の契約でオファー? 

アントニー・マルシャル

 2023-2024シーズン限りでマンチェスター・ユナイテッドを退団したフランス代表FWアントニー・マルシャルに、AEKアテネが関心を寄せているようだ。3日、ギリシャメディア『SPORT24』が伝えている。

 現在28歳のマルシャルは、2015年9月にモナコから当時の10代史上最高額でマンチェスター・ユナイテッドへ完全移籍で加入。背番号「9」を託されると、初年度から公式戦49試合の出場で17ゴール8アシストという成績を残した。しかし、近年は度重なる負傷の影響で序列が低下。2021-2022シーズン途中にはセビージャへとレンタルで放出され、昨シーズンも公式戦19試合出場2ゴール1アシストの成績に留まった。

 クラブとの契約が6月末で満了となったことにより、約9年間在籍したマンチェスター・ユナイテッドを去ったマルシャル。フリーとなった同選手については、ガラタサライ、ベシクタシュ、リヨン、マルセイユなどによる関心が報じられたものの、現在まで新たなクラブとの契約には至っていない。

 そんななか、『SPORT24』はギリシャ・スーパーリーグ(ギリシャ1部)のAEKアテネがマルシャルの獲得を画策していると報道。クラブ史上最高額の契約を同選手に提示したという。一方で、「マルシャルの問題はAEKではなくギリシャにある」と指摘。選手本人がリーグレベルに疑問を抱いていると説明しつつ、「他クラブからAEKと同様のオファーはないようだ」と主張している。

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