久保建英、白星発進への鍵を“早い時間の得点”と指摘「変な緊張感をなくしていければ」

久保建英

 日本代表のMF久保建英(レアル・ソシエダ/スペイン)が、4日にメディア対応を行なった。

 FIFAワールドカップ26アジア最終予選の開幕を前日に控える日本代表。8大会連続の本大会出場を目指す“サムライブルー”は、5日に行われる初戦で中国代表と対戦する。

 インタビューに応じた久保は、「僕個人としては苦しい立ち上がり」と今季開幕から不振に陥るレアル・ソシエダでの日々について言及。「皆が皆そうじゃないので、僕の苦しいのがチームに伝染しなきゃいいなと思いますね」と冗談を飛ばしつつ、「日本っていうのは長距離移動なので、着いたら自然と気持ちは切り替えられるというか、もう慣れちゃったので。あんまり意識もしてないです」とマインドを一新して代表戦に臨む様子だ。

 また、初戦となる中国代表戦のポイントについては、「まずホームでしっかり勝ち点『3』を獲ることが大事だと思う」とコメント。一方で、「緊張しすぎず、特に前めの選手は出場機会があれば早い時間に点を取ることで、変な緊張感をなくしていければ」と口に。自身が持つゴールへの意欲を問われた際には、「ないっていったら嘘になりますけど、あまり“俺が俺が”っていう感じでもない」と冷静に語っている。

 なお、日本代表は直近の最終予選2大会で初戦を落とし、いずれも黒星発進と苦しいスタートを切った。前回大会の初戦となったオマーン戦(●0-1)に久保は途中出場していたが、「あまり覚えていない」と記憶が薄い模様。「驕りとかはないですけど、ファン・サポーターの皆様には、最終予選も勝って当たり前だという安心感を持って欲しいので明日はいい試合をできれば」と決意を示した。

ジャンルで探す