FC東京、試合当日の31日朝にアウェイ広島へ移動予定と発表 「開催の是非について協議を行いましたが、現時点では開催との判断」

 FC東京は30日、クラブ公式Xで31日にアウェイで開催されるJ1第29節・広島戦を前にしたチーム状況を説明した。

 FC東京は試合2日前の29日に会場の広島へ向けて移動するも、台風の大雨の影響で運転を停止した新幹線の中に缶詰状態となり、急遽静岡県内で宿泊していた。

 その後、広島が30日午後6時ごろにクラブ公式サイトで「FC東京から広島への移動の目途がたったと連絡がありました。つきましては、現時点では通常通りの開催を予定しています」と発表したが、状況が変わったようだ。

 FC東京は以下のように現状を説明した。

「チームは現在、東京都内に戻り待機しています」

「本日朝、一時宿泊先の静岡県から広島県への移動を試みましたが、大雨の影響により各種交通手段が利用できず、宿泊施設に戻って長時間待機したのち、終日かけてバスにて東京都内まで戻る形となりました」

「本日中に広島県に入る見通しが立たず、移動における安全面、選手の健康に関する懸念等を踏まえ、開催の是非について協議を行いましたが、現時点では開催との判断となっています。そのため、明日朝にチームはあらためて広島県に向けて移動を試みます」

「状況が刻一刻と変化するため、遠征に帯同している選手たちは練習を行えておりませんが、スタッフのサポートのもとで可能な限りの準備を続けております」

「台風10号の影響が懸念される状況ですので、広島へお越しになるファン・サポーターのみなさまも安全第一での行動をお願いいたします」

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