“プレミア復帰弾”の37歳FWヴァーディ…クーパー監督「試合が昨日か土曜日だったら彼はプレーしなかった」

スティーヴ・クーパー、ジェイミー・ヴァーディ

 レスターを率いるスティーヴ・クーパー監督が、トッテナム戦で得点を挙げた元イングランド代表FWジェイミー・ヴァーディについて言及した。19日、クラブ公式サイトが同監督のコメントを伝えている。

 プレミアリーグ第1節(開幕節)が19日に行われ、レスターとトッテナムが対戦した。試合は序盤からトッテナムが立て続けにチャンスを作り出し、29分にペドロ・ポロの得点で先制に成功する。しかし、レスターも57分にヴァーディがワンチャンスを活かして同点弾を奪取。その後はレスターに流れが傾いたものの、逆転には至らず1-1のまま試合は終了した。

 新シーズンの開幕戦を振り返ったクーパー監督は、「前半はゲームプランの一部がうまくいかなかったし、それは間違いない」とトッテナムから押し込まれた45分間についての反省を口に。「後半はいいパフォーマンスが見られたと思う。同点に追いつくことができたし、もう1点決めることもできた」とハーフタイム以降の戦いを回想しつつ、「私の仕事は前半を振り返ってその点を修正することだ。それを無視するつもりはない」と次戦への改善を誓っている。

 また、プレシーズンマッチ初戦で負傷しながらトッテナム戦で先発復帰したヴァーディについて、「もし試合が昨日か土曜日だったら、彼はプレーしなかっただろう」と出場が危ぶまれていたことを告白。続けて、「経験豊富なセンターフォワードを欠いたまま試合に臨むのは適切ではなかった。彼は私に会いに来て、自分は大丈夫だと言った」と同選手とのやりとりを明かし、「彼とは本当に強い絆で結ばれているし、信用している」とベテランストライカーへの信頼を強調した。

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