マンC、ウェストハム退団の19歳FWムバマ獲得か…複数クラブとの争奪戦制す？

　マンチェスター・シティが、ウェストハムに所属していたU－20イングランド代表FWディビン・ムバマの獲得に近づいているようだ。15日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。

　2004年10月25日生まれで現在19歳のムバマは、身長183センチメートルの左利きのセンターフォワード。8歳からウェストハムの下部組織に在籍し、2022年11月にトップチームデビューを果たした。2023－24シーズンは公式戦12試合に出場するなど、これまで通算では18試合出場で1得点を記録していた。

　そんなムバマはウェストハムとの契約が今年6月30日までだったことから、現在はフリーとなっており、新天地には注目が集まっている。

　そして、今回の報道によると、マンチェスター・シティがムバマとの交渉中で、加入に近づいているという。フリーでの獲得となるが、下部組織時代から所属していたウェストハムには補償金を支払う義務があり、この金額ではまだ合意に至っていないことが伝えられている。

　ただ、ムバマ自身はマンチェスター・シティ加入を望んでいることから、個人的条件での合意にも迫っている模様で、今後の動向には注目が集まっている。

　なお、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ムバマにはマルセイユやファマリカンなども関心を示し、交渉中となっていたが、マンチェスター・シティが横やりを入れたことでハイジャックする形で獲得することになりそうだ。