長谷川唯もノミネート! 男女PFA年間最優秀選手の最終候補6名が発表

PFAプレイヤー・オブ・ザ・イヤー最終候補

 イングランドサッカー協会(FA)のクラブに所属するプロサッカー選手を会員とする労働組合のプロフェッショナル・フットボーラーズ・アソシエーション(PFA)は13日、男女のPFAプレイヤー・オブ・ザ・イヤー最終候補に残った6名を発表した。

 PFAプレイヤー・オブ・ザ・イヤーとは、PFA組員である選手たちの投票によって決められる年間最優秀選手賞(MVP)。男子は1973-74シーズンから、女子は2012-13シーズンからスタートしており、現在に至るまで、男女イングランドトップリーグの選手たちの活躍を表彰してきた。

 2023-24シーズンのプレミアリーグは、マンチェスター・シティがイングランドのトップリーグ史上初となる4連覇を達成して幕を閉じた。男子の最終6名には、そのマンチェスター・シティから最多3名が選出。プレミアリーグ公式のプレイヤー・オブ・ザ・シーズン(MVP)に選ばれたイングランド代表MFフィル・フォーデンを筆頭に、不動のストライカーとして得点を量産したノルウェー代表FWアーリング・ハーランド、攻守に欠かせない“心臓”として中盤の底に君臨したスペイン代表MFロドリがノミネートされた。

 また、マンチェスター・シティに次ぐ2位でシーズンを終えたアーセナルからは、キャプテンであり司令塔のノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴーアがリスト入り。ファンの投票で選ぶ2023-24シーズンのMVPに選ばれていたチェルシーのイングランド代表MFコール・パーマー、アストン・ヴィラの得点源としてチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に貢献したイングランド代表FWオリー・ワトキンスも最終6名に残った。

 一方で、2023-24シーズンのウィメンズ・スーパーリーグ(WSL)では、チェルシーが5連覇を達成。圧倒的な強さを示したチェルシーからは3名の選手が最終候補に選ばれている。

 2位でシーズンを終えたマンチェスター・シティからも、チェルシーと同じく3名の選手がノミネート。なでしこジャパン(日本女子代表)のMF長谷川唯も選ばれている。長谷川は2023-24シーズンのWSLで22試合に出場し、不動の中盤として最後まで優勝争いを演じたマンチェスター・シティを支えた。なお、MVPに輝いた場合、男女を通して日本人初の快挙となる。

 男女のPFAプレイヤー・オブ・ザ・イヤー最終候補の選手たちは下記の通り。最優秀選手は20日に発表される。

■PFAプレイヤー・オブ・ザ・イヤー 最終候補選手

▼男子
フィル・フォーデン(MF/マンチェスター・シティ/イングランド代表)
アーリング・ハーランド(FW/マンチェスター・シティ/ノルウェー代表)
マルティン・ウーデゴーア(MF/アーセナル/ノルウェー代表)
コール・パーマー(MF/チェルシー/イングランド代表)
ロドリ(MF/マンチェスター・シティ/スペイン代表)
オリー・ワトキンス(FW/アストン・ヴィラ/イングランド代表)

▼女子
エリン・カスバート(MF/チェルシー/スコットランド代表)
カディジャ・ショー(FW/マンチェスター・シティ/ジャマイカ代表)
ローレン・ヘンプ(FW/マンチェスター・シティ/イングランド代表)
ローレン・ジェームズ(FW/チェルシー/イングランド代表)
ニアム・チャールズ(DF/チェルシー/イングランド代表)
長谷川唯(FW/マンチェスター・シティ/日本代表)

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