毎熊晟矢が好スタッツで白星貢献! 佐野航大がゴールもNEC敗戦…PSVは5発大勝/エールディヴィジ第1節

 2024-25シーズンのエールディヴィジが開幕した。

 今夏セレッソ大阪からAZに移籍した日本代表DF毎熊晟矢は、アルメレ・シティ戦で右サイドバックとしてフル出場。最多のタックル勝利数、デュエル勝利数を記録し、惜しいゴールチャンスも迎えるなど、印象的な公式戦デビューを飾った。試合は4分にAZが先制すると、その後にAZが1人、アルメレ・シティが2人の退場者を出し、1点のリードを守ったAZが勝利した。

 FW小川航基とMF佐野航大が所属するNECは、ホームでトゥウェンテと対戦。小川は負傷欠場し、佐野は左ウイングでフル出場した。立ち上がりに失点したNECは、28分に右からのクロスに佐野が頭で合わせて同点に追いつく。しかし、54分にトゥウェンテの勝ち越しを許し、1-2で黒星スタートとなった。

 王者PSVは、RKCヴァールヴァイクを5-1で粉砕。ヨハン・バカヨコ、イェルディ・スハウテン、マリク・ティルマンのゴールで前半だけに3点を奪うと、後半にはイルビング・ロサノが2ゴールをマーク。連覇に向けて好スタートを切った。

 日本代表FW上田綺世が所属するフェイエノールトは、ホームでヴィレムIIと対戦した。12分に先制すると、上田は73分から途中出場。しかし、フェイエノールトは追加点を奪えず、82分に追いつかれて1-1で引き分けた。

 フランチェスコ・ファリオーリ新監督の下で復権を目指すアヤックスは、今季からロビン・ファン・ペルシ監督が就任したヘーレンフェーンと対戦。前半終了間際にクリスティアン・フリンソンが先制点を挙げると、この1点を守り切ってアヤックスが勝利した。

 パリ・オリンピック2024からスパルタ・ロッテルダムに帰還したU-23日本代表MF三戸舜介は、ヘラクレス戦で早速スタメン出場し、73分までプレーした。試合はスコアレスドローに終わった。

 1年での1部復帰を果たしたフローニンゲンは、NACブレダを4-1で撃破。このほか、ユトレヒトやフォルトゥナ・シッタートも開幕戦を勝利で飾った。

 エールディヴィジ第1節の試合結果と順位表、次節の対戦カードは以下の通り。

エールディヴィジ第1節

三戸舜介

スパルタ・ロッテルダムの三戸舜介 [写真]=ANP via Getty Images


■試合結果
▼8月9日(金)
フローニンゲン 4-1 NACブレダ

▼8月10日(土)
フェイエノールト 1-1 ヴィレムⅡ
NEC 1-2 トゥウェンテ
アルメレ・シティ 0-1 AZ
PSV 5-1 RKC

▼8月11日(日)
スパルタ・ロッテルダム 0-0 ヘラクレス
ゴー・アヘッド・イーグルス 0-2 フォルトゥナ・シッタート
ユトレヒト 1-0 PECズウォレ
アヤックス 1-0 ヘーレンフェーン

■順位表

1位 PSV(3/+4)
2位 フローニンゲン(3/+3)
3位 フォルトゥナ・シッタート(3/+2)
4位 トゥウェンテ(3/+1)
5位 アヤックス(3/+1)
5位 AZ(3/+1)
5位 ユトレヒト(3/+1)
8位 フェイエノールト(1/0)
8位 ヴィレムⅡ(1/0)
10位 ヘラクレス(1/0)
10位 スパルタ・ロッテルダム(1/0)
12位 NEC(0/-1)
13位 アルメレ・シティ(0/-1)
13位 ヘーレンフェーン(0/-1)
13位 PECズウォレ(0/-1)
16位 ゴー・アヘッド・イーグルス(0/-2)
17位 NACブレダ(0/-3)
18位 RKC(0/-4)

■次節の対戦カード

▼8月16日(金)
フォルトゥナ・シッタート vs アルメレ・シティ

▼8月17日(土)
ヘーレンフェーン vs ユトレヒト
トゥウェンテ vs スパルタ・ロッテルダム
AZ vs NEC
RKC vs フローニンゲン

▼8月18日(日)
ヘラクレス vs PSV
PECズウォレ vs フェイエノールト
ヴィレムⅡ vs ゴー・アヘッド・イーグルス
NACブレダ vs アヤックス

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