「メッシのゴールが決まると妻が破水して…」 アルゼンチン代表MFロ・チェルソが娘の誕生秘話を明かす

メッシ ロ・チェルソ

 アルゼンチンメディアの『オレ』は8日、アルゼンチン代表MFジオバニ・ロ・チェルソ(トッテナム/イングランド)が、コパ・アメリカ2024決勝や負傷によって欠場したFIFAワールドカップカタール2022期間中の逸話を語るインタビューを掲載した。

 ロ・チェルソは、リオネル・スカローニ監督率いるアルゼンチン代表においてFIFAワールドカップカタール2022の南米予選で主軸の1人として活躍。だが、2022年のW杯まで残りわずかとなったタイミングで筋肉系のトラブルで手術することになり、同W杯出場を逃がした。

 その後、懸命にリハビリに励んで2023年3月に復帰したロ・チェルソはコパ・アメリカ2024のメンバーに選ばれると、コロンビア代表との決勝に途中出場。FWラウタロ・マルティネス(インテル/イタリア)の決勝ゴールをアシストすると、足首の負傷によりベンチに退き涙を流したFWリオネル・メッシインテル・マイアミ/アメリカ)のもとに駆け寄り抱きしめていた。

 同選手は「メッシがあのように苦しむ姿を見るのは美しいことでない。あの決勝ゴールが決まったとき、最初に思いついたのは、彼を抱きしめに行くことだった」と、メッシのもとに駆け寄った瞬間を振り返った。

 続けて「外から見るのはもっとツラいんだ。メッシは誰よりも特別な何かを得るに値する存在だと思う」と、メッシとゴールを祝った理由を語った。

 更にロ・チェルソは、アルゼンチン代表がメキシコ代表と対戦した2022年のW杯グループC・第2節をテレビで見ていた時に娘の誕生プロセスが始まったとし、「64分にレオ(メッシ)の先制ゴールが決まったときに妻が破水して病院に向かったんだ。そして87分のエンソ・フェルナンデス(チェルシー/イングランド)の追加点は車で見たのさ」と、自身の娘の誕生に関する秘話を明かした。

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