スターリング、カタールW杯以来となる“スリーライオンズ”への復帰を熱望「代表としてプレーするのは大好き」

ラヒーム・スターリング

 チェルシーに所属するFWラヒーム・スターリングが、イングランド代表への復帰願望を明かした。8日、イギリスメディア『BBC』が同選手のコメントを伝えている。

 現在29歳のスターリングはリヴァプールの下部組織出身で、2012年3月にトップチームデビューを飾った。4年間で公式戦129試合出場23ゴール17アシストを記録すると、2015年7月に4900万ポンド(約92億円)の移籍金でマンチェスター・シティへと加入。4度のプレミアリーグ制覇など数多くのタイトル獲得に貢献し、世界トップクラスのアタッカーに成長した。2022年7月からは5年契約を締結したチェルシーでプレーしている。

 チェルシー2年目となった2023-2024シーズンは、公式戦43試合出場10ゴール8アシストを記録したスターリング。一部サポーターからブーイングを浴びるなど批判の的となった同選手だったが、最終的には2年ぶりに二桁ゴールをマークし、着実に本来のパフォーマンスを取り戻しつつある。

 そんななか、スターリングがイングランド代表について言及。FIFAワールドカップカタール2022を最後に招集から遠ざかっている同選手は、「もちろんイングランド代表としてプレーするのは大好きだ。最高の気分の一つだ」と口にした。また、「選手たちがピッチに立っているのを見ると嬉しくなる。正直、イングランド代表の試合しか見ていないんだ。イングランド代表としてプレーするのは大好きだからね」と述べつつ、「復帰することを楽しみにしている。それは確かだ」と復帰願望を明かしている。

 なお、スターリングはアメリカでのプレシーズンツアー中に行われたチェルシーの親善試合で、全5試合に出場し1ゴール1アシストをマーク。イングランド代表はガレス・サウスゲート前監督が退任したことにより、後任指揮官次第では新たな基準でのメンバー選考が予想されるが、スターリングの希望は叶うのだろうか。

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