山形、新スタジアム建設の発注先決定を発表! 開業予定は2028年夏頃に

モンテディオ山形

 モンテディオ山形は8日、新スタジアム建設の発注先が決定したことを発表した。

 山形は現在の本拠地『NDソフトスタジアム山形』にある天童市山王1番1号(山形県総合運動公園 特設駐車場)に新スタジアムの建設を計画。株式会社モンテディオフットボールパーク(MFP)が施主となり、発注先は清水建設グループ(清水建設株式会社東北支店、株式会社市村工務店 他)に決まったことが明らかになった。

 なお、『山形を繋ぐ ~Rediscovery YAMAGATA~』をコンセプトとした新スタジアムはJリーグスタジアム基準要件を満たす仕様となっており、建設費用は約158億円と想定されている。現状の建設スケジュールは2025年秋頃までに基本設計及び実施設計を終え、2025年秋頃に建設着工し、2028年夏頃に開業予定となっている。

 新スタジアム建設の発注先が決定したことを受け、MFP代表取締役社長を務める相田健太郎氏は山形のクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。

「わたし達は山形県には誇るべき多くの『もの』が存在していると考えています。新スタジアムプロジェクトの目的は、サッカーの試合が行われるたった約20日間『競技をする場所』を造ることではありません。新スタジアムをハブとし、県内全域の素晴らしい『もの』や『こと』『ひと』が繋ぎ合わさり、国内外に山形県という地域のすばらしさを発信し、また新スタジアムにご来場いただいた際にはそれらを体感できる場所となり、また県内では体感できない新しい『もの』と出会える場を造ることも目指します。地域の皆様がプライドを持てる場所とする為にプロジェクトを前進させてまいります」

 また、清水建設東北支店の執行役員支店長を務める大橋成基氏も以下のようにコメントをしている。

「清水建設株式会社は、1804年に創業し、その後の激しい時代を乗り越え、今年220年を迎えました。この長い歴史の中で受け継がれてきたのが、創業者の清水喜助が大切にした『誠実なものづくり』への高い志と、『顧客第一』という考え方をベースにした時代を先取りしチャレンジし続ける“進取の精神”です。そのような精神のもと、私たちは一つひとつのしごとに情熱を注ぎ、子どもたち、さらにその先の子どもたちの時代に価値ある建造物や事業を築いていくことを目指し、その思いを『子どもたちに誇れるしごとを。』というコーポレートメッセージにこめています。私たちの情熱と技術を活かし、モンテディオ山形のファンの皆さまやチームと一丸となって事業を前進させ、新たな観戦体験と集いの場となる『山形らしく、山形をこえる』スタジアムの実現に取り組んでまいります」

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