アトレティコ、スペイン代表DFル・ノルマンと正式に5年契約締結…移籍金は最大で約63億円

　アトレティコ・マドリードは3日、レアル・ソシエダからの完全移籍で合意していたスペイン代表DFロビン・ル・ノルマンの正式な加入を発表した。

　メディカルチェックを通過して、2029年6月30日までの5年契約を締結。スペイン紙『アス』によると、移籍金は3450万ユーロ（約55億円）＋ボーナス最大500万ユーロ（約8億円）となることを、レアル・ソシエダのホキン・アペリバイ会長が認めたようだ。

　現在27歳のル・ノルマンは、フランス北西部ブルターニュ地方出身。同地方のクラブであるブレストでデビューを果たした後、2016年夏にレアル・ソシエダのBチームに加入した。2018－19シーズンにトップチームに昇格を果たすと、2年目にブレイクを果たして不動の地位を確立。レアル・ソシエダでは公式戦通算221試合に出場し、33年ぶりとなったコパ・デル・レイ（国王杯）優勝、3度のヨーロッパリーグ出場、1度のチャンピオンリーグ出場に貢献した。

　2023年にスペイン国籍を取得すると、同年6月にスペイン代表デビューを飾った。“ラ・ロハ”ではここまで17キャップを刻んでおり、EURO2024では6試合に出場して3大会ぶりの欧州制覇に貢献した。