ナポリがトッテナムMFクルゼフスキ獲得を目指す? コンテ監督との特別な関係に期待か

クルゼフスキ コンテ

 イタリアメディアの『カルチョ・メルカート』は20日、ナポリがトッテナム所属のスウェーデン代表FWデヤン・クルゼフスキ獲得を目指すと報じた。

 現在24歳のクルゼフスキは、2016年夏に母国のIFブロマポイカルナの下部組織からアタランタの下部組織へと移籍。その後はパルマ、ユヴェントスでのプレーを経て、2022年1月から2023年6月まで期限付きでトッテナムでプレー。2023-24シーズンには同クラブに完全移籍を果たし、アンジェ・ポステコグルー監督のもと公式戦39試合に出場し8ゴール3アシストを記録するなど主力として活躍した。

 現ナポリ指揮官のアントニオ・コンテ監督は、トッテナムを指揮していた2022年1月にクルゼフスキを期限付き移籍で獲得しており、『カルチョ・メルカート』によれば、同選手の能力を高く評価しているとされる。また、クルゼフスキもコンテ監督の指導を好意的に捉えていると報じられた。

 なお、ナポリはナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘンに移籍の可能性が浮上し、去就に注目が集まっている。ただ、パリ・サンジェルマンからの関心が伝えられたジョージア代表FWフヴィチャ・クヴァラツヘリアは残留濃厚だとされており、今夏ローン期間満了に伴いローマからチェルシーへ復帰しているベルギー代表FWロメル・ルカクの獲得に近づいているとも報じられている。

 昨季はセリエAで10位に低迷し、欧州カップ戦出場権を逃したナポリ。クルゼフスキとトッテナムは2028年までの長期契約となっているが、コンテ監督との特別な関係を活かして、クルゼフスキを獲得することはできるだろうか。

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