横浜FC、松井大輔氏の引退試合開催を発表「一緒に楽しみましょう」

松井大輔氏

 横浜FCは17日、2023シーズンをもって現役を引退した元日本代表MF松井大輔氏(現・横浜FCフットボールアカデミースクールコーチ)の引退試合を開催することを発表した。

 発表によると、『松井大輔引退試合 -Le dernier dribble-』と題した引退試合の開催日は2024年12月15日(日)。14時キックオフ予定で、『ニッパツ三ツ沢球技場』で開催され、対戦カードはMATSUI FRIENDS 対 JAPAN DREAMSとなることが明らかになっている。

 引退試合の開催が決定したことを受け、松井氏は横浜FCのクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。

「こんにちは。松井大輔です。この度、12月15日にニッパツ三ツ沢球技場で引退試合を開催させていただくことになりました。多くの方々のご協力により開催できることを心より感謝申し上げます。2023シーズンで現役生活を終え、現在は横浜FCサッカースクールのコーチとして、指導者の道を歩ませていただいております。これまでの自分の経験と強みが活かせる指導者として活躍ができるように精進いたします」

「現役を退き改めて感じるのが、ファン、サポーターの皆様、そして一緒に戦ってきてくれた仲間の存在の大きさです。今回の試合でファン、サポーターの皆様、そして戦友たちにピッチの上で再会することができ大変うれしく思います」

「ファン、サポーターの皆様に笑顔と元気を届けられるように、さらにスタジアムに集う皆様と楽しい時間を共に過ごせるように、明るく、楽しく、全力プレーで臨ませていただきます。そして再びニッパツ三ツ沢球技場でサッカーができること。引退試合を通じ、皆様と一緒にこの場所で新たな思い出作りができたらうれしいです。三ツ沢で皆様にお会いできることを楽しみにしております。一緒に楽しみましょう」

 1981年5月11日生まれの松井氏は現在43歳。鹿児島実業高校を卒業後、2000年に京都パープルサンガ(現・京都サンガF.C.)でプロキャリアをスタート。その後はル・マンやサンテティエンヌ、グルノーブル、ディジョンなどフランスの複数クラブ、ロシアやポーランド、ブルガリア、ベトナムのクラブを渡り歩き、ジュビロ磐田や横浜FCでもプレーし、日本代表としても南アフリカW杯に出場するなど通算31出場を記録した。

 2021年9月からはY.S.C.C.横浜のフットサルチームに所属し、2022年にはY.S.C.C.横浜のサッカーチームにも加わって“二刀流”にも挑戦。2023シーズンは選手兼コーチの役割を担っていたが、2023年12月にY.S.C.C.横浜との契約が満了になると、今年2月に現役引退を発表。今年3月に横浜FCサッカースクールのコーチに就任すると、4月からは浦和レッズアカデミーのロールモデルコーチも務めている。

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