バイエルン、スペイン代表FWニコ・ウィリアムズに関心か…バルサらと争奪戦の可能性も?

ニコ・ウィリアムズ

 バイエルンがアスレティック・ビルバオ所属のスペイン代表FWニコ・ウィリアムズに関心を寄せているようだ。9日、スペイン紙『マルカ』やドイツ紙『ビルト』が伝えている。

 覇権奪還を目指す2024-25シーズンに向けて戦力拡充に動いているバイエルン。シュトゥットガルトに契約解除金の3000万ユーロ(約52億円)を支払い、日本代表DF伊藤洋輝をスカッドに加えたほか、クリスタル・パレスからU-23フランス代表FWミカエル・オリーズを獲得。さらにはフルアム所属のポルトガル代表MFジョアン・パリーニャの加入が決定的と見られており、レヴァークーゼン所属のドイツ代表DFヨナタン・ターとの交渉も明らかになっている。

 そんななか、バイエルンは攻撃陣のさらなる強化に向けてN・ウィリアムズの動向を注視しているという。同選手はアスレティック・ビルバオと2027年6月末までの契約を締結しており、契約解除条項の金額は6000万ユーロ(約105億円)程度に設定されている模様。バルセロナやアーセナルリヴァプールチェルシーなどからの関心も報じられており、今夏の移籍市場における“人気銘柄”の1人となっている。

 現在21歳のN・ウィリアムズは2013年にアスレティック・ビルバオの下部組織に加入し、約7年後にトップチーム昇格を果たした。短期間で“崩しの切り札”に成長すると、ここまで公式戦通算122試合の出場で20ゴール26アシストという成績を残し、2022年9月にはスペイン代表デビュー。現在開催中のEURO2024ではバルセロナ所属のラミン・ヤマルとともに攻撃を牽引し、チームの決勝進出に大きく貢献している。

 多くのメガクラブの関心を集め、その去就に大きな注目が集まるN・ウィリアムズ。果たして今夏に新天地を求めることになるのだろうか。

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