韓国代表、ホン・ミョンボ氏が監督就任へ…10年ぶりの復帰に

ホン・ミョンボ

 韓国代表の次期監督に、蔚山HDを率いるホン・ミョンボ監督が就任するようだ。7日、韓国メディア『聯合ニュース』が報じた。

 報道によると、大韓サッカー協会(KFA)がホン・ミョンボ監督の就任内定を明らかにしたようだ。KFAは8日午前に記者会見を開き、イ・リムセンTD(テクニカルディレクター)がホン・ミョンボ監督の就任について説明を行う予定だという。なお、契約期間は2027年1月〜2月に開催予定のAFCアジアカップサウジアラビア2027までとなるようだ。

 現在55歳のホン・ミョンボ氏は、現役時代に韓国代表史上最多の136キャップを数え、ベルマーレ平塚や柏レイソルでもプレーした。引退後の2009年から、世代別の韓国代表で指導者としてのキャリアを歩み始めた。

 2013年6月から2014年7月にかけても韓国代表の監督を務めたが、FIFAワールドカップブラジル2014でグループステージ敗退に終わって退任。2021年に就任した蔚山では2022シーズンと2023シーズンにKリーグ連覇を果たした。蔚山との契約は2026年末まで残しているものの、10年ぶりの代表監督復帰を果たすことになりそうだ。

 韓国代表は2024年2月にユルゲン・クリンスマン元監督を解任して以降、後任探しが難航。3月はファン・ソンホン氏、6月はキム・ドフン氏が暫定監督を務めていた。後任候補には欧州のビッグネームの名前も浮上していたが、代表の内情をよく知るホン・ミョンボ監督の下で9月から始まるW杯最終予選を戦うことになる。

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