マンC、20歳FWサヴィーニョの加入が濃厚に…ジローナ躍進の立役者と5年契約締結へ

サヴィオ・モレイラ

 マンチェスター・シティがトロワ所属のブラジル代表FWサヴィオ・モレイラの獲得に近づいているようだ。3日、イギリスメディア『アスレティック』が伝えている。

 “サヴィーニョ”ことサヴィオ・モレイラは2004年4月10日生まれの現在20歳。母国の名門アトレチコ・ミネイロの下部組織で育ち、2020年夏にトップチーム昇格を果たした。2022年夏にフランスのトロワへ移籍すると、2023-24シーズンはジローナへレンタル加入。左ウイング(WG)の主軸として公式戦通算41試合出場11ゴール10アシストという成績を残し、初のチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に大きく貢献した。

 今年3月にはブラジル代表デビューを果たし、現在開催中のコパ・アメリカ2024ではここまで1ゴールをマークしているサヴィーニョ。プレミアリーグやブンデスリーガの複数クラブからの関心が報じられ、今夏の去就には大きな注目が集まっていたが、トロワ、ジローナと同じくシティ・フットボール・グループ(CFG)の傘下にあるマンチェスター・シティへ加入することが濃厚となったようだ。

 この度『アスレティック』が報じたところによると、マンチェスター・シティはサヴィーニョ側に対し、来る2024-25シーズンのトップチームの一員となることを通達済みとのこと。同選手は2029年6月30日までの5年契約を締結し、今夏の補強第一号として加入することが濃厚となったようだ。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も、既にマンチェスター・シティがサヴィーニョ獲得に向けた書類にサインしたことを伝えている。

 2023-24シーズンはアーセナルとの熾烈な優勝争いを制し、前人未到の4連覇を成し遂げたマンチェスター・シティ。5連覇という大偉業を目指す新シーズンに向けて、ジローナ大躍進の立役者がスカッドに加わることとなりそうだ。

ジャンルで探す