浦和、DFショルツが海外移籍に向けチーム離脱「自分にある全てをこのクラブに捧げました」

アレクサンダー・ショルツ

 浦和レッズは28日、DFアレクサンダー・ショルツが海外クラブへの移籍を前提とした手続きと準備のため、チームを離脱することを発表した。なお、今後については正式に決定次第あらためて発表される見通しだ。

 デンマーク出身で現在31歳のショルツは母国のヴェイレBKでプロデビューを飾り、スタンダール・リエージュやクラブ・ブルッヘ、ミッティランなどでプレー。過去にはデンマーク代表に招集された経験もある。2021年夏に浦和へ完全移籍加入すると、センターバック(CB)の主軸としてここまで公式戦135試合に出場し21ゴール3アシストをマーク。天皇杯やAFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)制覇に大きく貢献した。

 在籍4年目の今シーズンは、ここまで明治安田J1リーグで13試合出場1ゴール、YBCルヴァンカップで1試合出場という成績を残していた。

 ショルツはチーム離脱に伴い、約3年間を過ごしたクラブへの感謝を次のように綴っている。

「共に闘い、共に思い出を作った3年間。悲しいですが、私はここでチームを去ります。浦和レッズでプレーする機会を与えてくれたクラブに心から感謝をしています。私は自分が何者であるかをみなさんに示すことができました。今の自分にある全てをこのクラブに捧げました。そして、みなさんはそれ以上のものを私に与えてくれました」

「フットボールはフットボールでしかありませんが、共にした私たち全員はきっとそれ以上に深い何かを感じていると思います。日曜日の試合が終わったら、みなさんにお別れをしたいです。As Always, We are REDS. アレクサンダーショルツ」

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