36歳メッシ、コパ・アメリカの最多出場記録を更新!…2ゴールを演出し白星発進に貢献

リオネル・メッシ

 インテル・マイアミ所属のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが、また一つ偉大な記録を打ち立てた。

 ナショナルチームの南米王座をかけたコパ・アメリカ2024が現地時間20日にアメリカで開幕した。今大会は南米サッカー連盟(CONMEBOL)に加盟する10カ国に加え、北中米カリブ海サッカー連盟(CONCACAF)加盟の6カ国も参加。出場する16カ国は4つのグループに分かれ、上位2カ国が決勝トーナメントへ進出し、準々決勝から一発勝負のトーナメント戦が行われる。

 開幕戦には前回大会の覇者、かつFIFAワールドカップカタール2022の優勝国でもあり、メジャー大会3連覇を狙うアルゼンチン代表が登場し、カナダ代表と対戦した。序盤から一進一退の攻防が続き、スコアレスで前半を折り返すと、49分にフリアン・アルバレスが先制ゴールをマーク。勢いに乗ったアルゼンチンは88分にラウタロ・マルティネスが貴重な追加点を奪い、2-0で白星発進を飾った。

 この試合にフル出場したメッシは、コパ・アメリカでの通算出場試合数が「35」に到達。データサイト『Opta』によると、これは元チリ代表GKセルヒオ・リビングストン氏を上回る同大会の歴代最多出場記録となっているようだ。メモリアルマッチとなったカナダ戦、メッシは絶妙なスルーパスでアルゼンチンの2ゴールを演出するなど躍動。データサイト『Sofascore』による10点満点の採点では「8.5点」というチーム内最高評価を受けている。

 メッシが初めてコパ・アメリカに出場したのは2007年大会。当時の年齢は20歳で、お馴染みの「10番」ではなく「18番」を背負っていた。その後、2011年、2015年、2016年、2019年大会にも出場し、2021年大会では決勝でブラジル代表を破り、悲願の代表初タイトルを獲得した。これまで戦った35試合での通算成績は13ゴール18アシストとなっている。

 連覇に向け好スタートを切ったアルゼンチンは現地時間25日に予定されているグループA第2節でチリ代表と対戦。29日の第3節ではペルー代表と激突する。

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