バルセロナ、EUROメンバーに滑り込んだ30歳A・ペレスの獲得を検討? ロッキ退団の場合の備えか

アジョセ・ペレス

 バルセロナが、スペイン代表FWアジョセ・ペレスの獲得を検討している模様だ。14日、移籍市場に詳しいスペイン人記者のフェルナンド・ポロ氏が自身のXで伝えた。

 現在30歳のA・ペレスは、テネリフェのユース出身。2013年8月に同クラブでトップチームデビューを果たすと、2014年6月にはニューカッスルに完全移籍で加入した。その後、レスター所属を経て2023年1月にベティスへとローン移籍。同年7月にはベティスにフリーで加入した。

 また、2023-24シーズンのベティスにおけるプレーぶりを評価されたA・ペレスは、今月30歳にしてスペイン代表デビュー。現地時間14日に開幕を迎えるEURO 2024の代表メンバーにサプライズ招集を受けている。

 ポロ氏によると、バルセロナは引き続き難しい財政状況にあることを受け、A・ペレスとベティスとの間に400万ユーロ(約6億8,000万円)の契約解除条項がある点に着目。比較的安価に獲得できる即戦力として、A・ペレスの獲得を検討しているという。

 一方、バルセロナにとってA・ペレスの獲得は必ずしも優先事項ではない模様。2024年1月に加入したものの、いまだバルセロナで真価を発揮できていないブラジル代表FWヴィトール・ロッキが退団した場合に備え、複数ポジションをこなせるベテランFWの動向を注視しているという。

ジャンルで探す