ミランがパウロ・フォンセカ氏の新監督就任を発表! 今季はリールを率いてリーグ・アン4位

パウロ・フォンセカ

 ミランは13日、公式サイトでパウロ・フォンセカ氏の新監督就任を発表した。契約期間は2027年6月30日までの3年間となっている。

 ミランを巡っては、2019年10月からトップチームの指揮を執り、就任3年目に11年ぶりのセリエA制覇を成し遂げたステファノ・ピオリ監督が今シーズン限りで退任。注目が集まる新監督については、ボローニャで手腕を発揮したチアゴ・モッタ監督やロイヤル・アントワープを66年ぶりのリーグ優勝に導いたマルク・ファン・ボメル監督、ブライトンを退任するロベルト・デ・ゼルビ監督らが候補と報じられていた。

 しかし、最終的にリールとの現行契約が6月末で満了となったフォンセカ氏が、ミランの新監督に就任することになった。 

 モザンビーク生まれのポルトガル人のフォンセカ氏は現在51歳。2005年の現役引退後に指導者へ転身し、母国のパソス・フェレイラやポルト、ブラガの指揮官を歴任。ウクライナの名門シャフタール・ドネツクを3シーズン率いた後、2019年夏にローマに就任し、初年度はセリエAで5位、2年目は同7位という成績を残した。2022年夏からはリールを率い、今シーズンのリーグ・アンでは勝ち点「59」を獲得し、4位でチャンピオンズリーグ(CL)予選の出場権を獲得。ヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)では準々決勝に進出した。

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